ハロウィンは日本ではいつから浸透したの？

「あれ？ハロウィンっていつから日本で浸透したの？」

今では当たり前の様に大賑わいになるハロウィンですが、私が子供の頃は全然知名度がないイベントでした。

気が付くと商業的な思惑に見事にはめられてしまっていますが、いつからなのかと聞かれるとわからない人多いと思います。

今回は下記の内容の記事を書きましたので気になったら読んでください。

▶　ハロウィンシーズン到来！コスプレと仮装って何が違うの？

日本で初めて本格的なハロウィンのイベントは？

1983年に原宿キディランドのイベントが最初だと言われています。

原宿キディランドはタカラトミーグループが経営する雑貨屋さんです。ここでハロウィン関連の商品が販売され、売上を促進するために、パレードが開かれました。

これが日本で一番最初の本格的なハロウィンのイベントと言われています。

テーマパークで最初にハロウィンのイベントをしたのはナムコ・ワンダーエッグ

大型テーマパークでハロウィンイベントが最初にあったのは1992年に東京の二子玉川にあったナムコ・ワンダーエッグでした。

このテーマパークは2000年に閉園してしまったのですが、毎年ハロウィンイベントは定番イベントとして定着していたそうです。

日本でハロウィンが浸透したきっかけのイベントは？

東京ディズニーランドのディズニー・ハッピーハロウィーンが日本でハロウィンが浸透したきっかけと言われています。

1997年に初めてディズニーランドで秋のイベントとしてハロウィンを題目にしたイベントを10/31限定で行いました。

しかしそこで一気に人気に火がついたわけでもなく、当時はフル仮装OKということでもなかったので、小さなイベントの一つ程度の扱いだったようです。

ちなみに1997年はカワサキハロウィンも初開催されており、1997年が日本でハロウィンが浸透したきっかけとなった年と言ってもいいと思います。

▶　2016年のディズニーハロウィンの期間と厳しいルールについて

2002年が日本でハロウィン人気爆発の年

1997年からディズニーでもハロウィン特集を始めていましたがそこまで人気というわけではありませんでした。

しかし徐々にハロウィンの人気が高まりつつあるのを感じたのか、2002年に大型イベントをディズニーランドで開きます。

2002年から期間限定でディズニーのキャラクターにフル仮装することを許可されたため、仮装したい人がこぞってディズニーランドを訪れます。

パレードも盛大に行われるようになり、今のように秋の定番イベントになりつつあったようです。

そして西日本では開園2年目のユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）が2002年からハロウィンのイベントをはじめます。

『東京ディズニーランド』『USJ』2つの日本の巨大テーマパークがハロウィン特集をすることによって一気に日本人にハロウィンが浸透したわけです。

このブームに色んな業種が乗っかります

『乗るしかない！このビックウェーブに！』

と思ったのでしょう、2002年以降一気にハロウィンに色々な業種が乗っかってきます。

「ハロウィンと言えばトリック・オア・トリート」
2000年代後半にはお菓子業界がハロウィン商戦に参加します。
ハロウィンと言えば子供がお菓子をもらう日というのがアメリカでの習慣なのですから、コレを日本に持ってくることで、お菓子の売上増を狙ったわけです。

「ハロウィンと言えば仮装」
服飾関係の業種もココぞとばかりにハロウィンに着れそうな人気のキャラの仮装用の服を売り出します。

「ハロウィンと言えばパーティー」
ホームパーティーなどでも使えそうなハロウィングッズを雑貨屋さんではハロウィンの時期になると専用コーナーを設けるようになります。

気が付くとハロウィンはとんでもない経済効果を生み出す一大イベントに成り上がったというわけです。

ハロウィンって経済効果どのぐらいなの？

2015年のハロウィンの経済効果は1200億円と言われています。

2010年の時点では380億円程度だったのですが、ココ数年で爆発的に経済効果が出ているのがよくわかります。

「でも金額が大きすぎてよくわからない」

と思うので、他のイベントと比較をしてみましょう。

2015年にはバレンタインの経済効果を抜いています。恐るべきハロウィンの経済効果を感じてしまいますね。

まとめ

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▶　渋谷のハロウィンのゴミ問題について考えてみた