和食にかかせない食材の一つでもあるごぼう。炊き込みご飯や煮物、きんぴらとあらゆる調理法で欠かせない存在となっています。
そんなごぼうを購入される際に「土付きごぼう」と「洗いごぼう」があり、この違いはなんだろう?と疑問を感じてしまう事があります。
実際多くの方がこの違いについて深く知らないと思われます。そんな土付きごぼうと洗いごぼうの違いをご紹介致します。
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土付きごぼうと洗いごぼう違いとは?
土付きごぼうと洗いごぼうの違い。それはその名前の通りなのです。
「土付きごぼう」は土がついている状態で販売されているごぼう。「洗いごぼう」は洗ってある状態で販売されているごぼうとなっています。
土付きごぼうは土がついている状態となっている事で、調理前に洗う必要があり手間暇が掛かってしまいます。しかし洗いごぼうは既に洗われている事で、そのまま調理できるとあり、楽チンですよね。
でも土付きごぼうは土が付いている上、洗浄による水分が付着していない事で保管状況が良好であれば1か月程保存する事が出来ます。
一方、洗いごぼうは既に洗われた状態となっている事で、鮮度が落ちるのが早く数日程しか保存出来ない状態となっています。
土付きごぼうと洗いごぼうはどちらの方が美味しいの?
土付きごぼうと洗いごぼうでは味が違うの?なんて事も考えちゃいますよね。
土付きごぼうは土が付いている事で、ごぼう本来の旨味や香りが逃げ出すのを防ぐ働きがあり、いつまでも鮮度を維持する事が出来ます。
しかし洗いごぼうは旨味は勿論、香りも常に逃げ出している状態となっている事で、土付きごぼうの方がよりごぼう本来の美味しさを味わう事が出来るのです。
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土が付いている状態で食べると体に悪いの?
土付きごぼうの方が日持ちの面や美味しさからと土付きごぼうを購入される方も多くいらっしゃいます。
しかしここで気を付けて欲しいのがごぼうに付着している土にトキソプラズマという菌が付着している可能性もある事です。
トキソプラズマは土に生息している菌となっており、体内に入り込むと発熱や吐き気、リンパの腫れといった症状を引き起こす原因ともなってしまいます。
特に妊婦さんにおいては胎児にも大きな影響を与えてしまいます。
その為、土つきごぼうを食べる際にはしっかりと洗う事、そしてごぼうを触った手もしっかりと洗う事が大切となります。
あとがき
土付きごぼうと洗いごぼうの違い。それは洗っていない状態なのか洗っている状態なのかの違いによるものなのんです。
しかしそれぞれで日持ちの長さや美味しさも異なってきます。手間暇を省くか、それとも美味しさや日持ちを考慮するかによって購入も変わってきますね。
ただ土付きごぼうを購入された方はしっかりとごぼうや自身の手を洗い、トキソプラズマに感染しないように予防する事が重要となります。
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