夏の時期に咲く紫陽花。
そんな紫陽花の色はという問いに赤やピンク、青や紫といったあらゆる色合いが出てきますよね。
でも紫陽花には白い花が咲く種類がある事をご存知でしょうか。白い花を咲かせる紫陽花の種類についてご紹介します。
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紫陽花といえば赤や青(紫)に咲く種類が日本では多い!
紫陽花は別名「七変化」と呼ばれる花となっており、さまざまな色合いの花を咲かせる植物です。
しかし赤や青、紫の花を咲かせる紫陽花が日本では多い事をご存知でしょうか。紫陽花にも多くの種類があるのです。
紫陽花には多くの種類がありその数は50種類以上とも言われていますし、2000種類以上とも言われる程です。
梅雨の時期に観かける事が出来る「紫陽花」は実は日本原産の紫陽花ではなく「セイヨウアジサイ」と呼ばれる種類なのです。
このセイヨウアジサイは日本が原産である「ホンアジサイ」が西洋で品種改良され逆輸入された品種となっています。
日本においては日本原産である「ガクアジサイ」があり、このガクアジサイが原種として多くの品種が誕生していますが、ガクアジサイよりもセイヨウアジサイがより普及し、「紫陽花」として定着していったのです。
また日本ではガクアジサイの他、「ヤマアジサイ」という種類も人気となっています。
このヤマアジサイのは正式登録されている種類でも100種類を超え、登録されていない種類も合わせると数えきれない程の種類が親しまれているのです。
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白い紫陽花の代表の種類は「アナベル」!
一般的に観かける頻度が多いセイヨウアジサイですが、その中の一つアメリカアジサイから誕生した「アナベル」は白い花を咲かせる紫陽花として人気を誇っています。
花びらは非常に小さい事で隙間なく咲く花はとてもキレイで手鞠は20㎝程となります。
紫陽花の多くは寒さに弱い性質がありますが、アナベルは寒さにも強い性質があり、雪が降り積もるエリアに植えても、毎年しっかりと花を咲かせる特徴があります。
他にも白い花が咲く紫陽花はあるの?
白い花を咲かせる紫陽花はアナベル以外にもあり、多くの方から人気となっているのです。
まずはシュガーホワイトです。
紫陽花は土壌環境により、花の色が異なる植物となっています。
しかしシュガーホワイトはどんな土壌環境であっても、白い花を咲かせる植物となっています。
花びらがギザギザのフリルのような形となっている事で、女性から人気の高い種類です。
また日本固有の種類であるガクアジサイも白い花を咲かせる種類となっています。
ガクアジサイは花が青や紫色の花となりますが、白い花を咲かせる種類ともなっています。
現在ではセイヨウアジサイが主流ともなってしまい、ガクアジサイを観かける事は少なくなってしまいましたが、根強いファンもいる種類です。
あとがき
紫陽花はあらゆる色の花がある事で観賞用としても人気の花ですが、白い紫陽花もアナベルを始め人気が高まっています。
白い紫陽花も異なる魅力が満載となっているので、園芸を行っている方は是非植えて欲しい種類ともなっています。
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