ネバネバが好きな方にとっては魅力ともなるモロヘイヤ。優れた栄養が豊富に含まれており、サプリメントや健康食品としても高い人気がありますよね。
そんな多くの成分の中でも「ムチン」という成分が注目されているのです。今回はモロヘイヤに含まれているムチンという成分についてご紹介致します。
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モロヘイヤのネバネバはムチン?どんな効果が期待できる?
モロヘイヤの大きな特徴とも言えるネバネバ。
このネバネバがモロヘイヤの美味しさともなっていますが、ネバネバは「ムチン」という成分によるものなのです。
しかもこのムチン、ただネバネバとしているだけでなく素晴らしい効果を発揮する成分でもあるのです。
まずは胃腸炎や胃炎、胃潰瘍といった症状の予防に大きな効果が期待出来ます。
近年はとてもストレスが受けやすい上、暴飲暴食にもなり易く胃内を保護する粘膜の分泌力が低下している傾向にあります。
粘膜の分泌量が少ないと胃酸によって大きなダメージとなり、胃における多くの症状の原因となってしまいます。
ムチンのネバネバは胃内に粘膜を張り、胃酸をカバーする働きがあり、大きな予防となります。
次に免疫力のアップです。
免疫力の低下はインフルエンザを始め、多くの細菌に感染しやすい環境となってしまいます。ムチンによって免疫力をアップさせると、細菌に感染しても退治出来る細胞に変化させる事が出来ます。
さらに口や鼻といった粘膜にもムチンは大きな働きとなり、侵入の予防にも効果が期待出来ます。
さらに疲労回復効果に大きな期待が出来ます。ムチンにはタンパク質の吸収を高める働きがあります。
人の肌細胞や髪、骨といった全ての細胞はタンパク質によって形成されています。体内のタンパク質量が減ってしまうと、細胞の形成やダメージによる修復能力が低下してしまい、疲労を感じやすくなってしまいます。
タンパク質の吸収率が高まる事で疲労感の軽減や疲労を感じにくい体質へと変化し、日常生活や仕事がより捗るだけでなく病気に成り難い健康状態を維持出来るのです。
またムチンには老化防止の働きもあり、美容の維持に大きな期待が出来るのです。
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ムチンって他にどんな食材に含まれているの?
健康面や美容面にとって大きな効果が期待出来るムチンですが、モロヘイヤだけに含まれている成分ではありません。
ナメコやオクラ、オクラといった食品に含まれています。どれもヌメリやネバネバがある食材ばかりですよね。
その為、ヌメッとしている物や粘りがある物はムチンが含まれている食材と思ってよいですね。
モロヘイヤを食べ過ぎるとどういう弊害があるの?
健康面や病気や症状の予防・緩和に効果がある事で「モロヘイヤを沢山食べてムチンを摂取しよう」なんて方は多いですよね。
しかしモロヘイヤの食べ過ぎは多くの弊害を引き起こす可能性があります。
それは「シュウ酸」という成分による弊害です。シュウ酸はホウレンソウに多く含まれている成分ですが、モロヘイヤにも多く含まれています。
シュウ酸の摂取過多は結石の原因となってしまいます。シュウ酸は体内中のカルシウムと結合する性質があります。
それにより、体内に結成が出来てしまうのです。
ただシュウ酸は水溶性の成分となっており茹でる事で70~80%程軽減出来る成分となっています。モロヘイヤを食べる際に茹でて調理する事で、結石の原因を大きくカットする事が出来ます。
あとがき
モロヘイヤに含まれているムチンは病気や症状・美容に大きな効果を発揮する成分なのです。
ムチンを含む食材は数多くあり、積極的に摂取して頂きたい成分となっています。しかしモロヘイヤの食べ過ぎは結石の原因ともなってしまうので、適量が必要ですね。
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