国際子どもの本の日という記念日があることをご存じですか?

国際子どもの本の日2015年ポスター

出典:http://www.jbby.org/news/

 4月2日は国際子どもの本の日です。と言っても一般的には知られていない記念日ですよね?今回は馴染みのない国際子どもの本の日についてまとめてみました。

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記念日の由来はアンデルセンの誕生日ということから

 ハンス・クリスチャン・アンデルセンって誰だか知っていますか?有名な童話の著者なんです。子供の頃に読んだ事ある本のうち結構な割合でこの方の本だったりします。有名な童話をあげてみましょう。

・人魚姫
・裸の王様
・おやゆび姫
・みにくいアヒルの子
・赤い靴
・マッチ売りの少女

 どうです?全て読んだことありませんか?その有名な童話の作家であるアンデルセンの誕生日ということで4月2日は国際子どもの本の日として世界的な記念日となっています。

国際子どもの本の日とは

 1967年に子どもの本を通して国際理解を深める為に設定されました。毎年各国でお祝いをしたりしています。日本では3月の中旬あたりに子どもの本の日フェスティバルというのを毎年行っているようです。
 ちなみに世界で共通の記念日として盛り上げようということで毎年IBBY(国際児童図書評議会)の加盟国が順番にこの日に合わせてポスターとメッセージを作成して子どもたちにメッセージを発信するようになりました。

 この記事の最初の画像は2015年に担当したUAE(アラブ首長国連邦)が作ったポスターです。日本は1995年に担当しました。その時製作した方は小野かおるさんだそうですがその時の画像は私は見つけられませんでした。すみません。

最近の子ども達は本を読まなくなっているという風潮

 一般的に子どもたちの活字離れという言葉聞かれます。私自身はネットの普及により活字からはさほど離れていないかなと思うのですが、童話離れという言葉を使われると納得してしまいますね。本もデジタルで見る時代になりつつある昨今ですが、本の質感って決してデジタルでは補えない価値があると私は思います。
 童話だってデジタルでみるより子どもたちに手にとって読んだほうがずっと感受性豊かな子どもに育つと思いますけれど、時代はそう思っていないようです。

この記念日をきっかけに童話を買い与えてあげるのも親心

 アンデルセンの絵本を買ってあげて、「この日はこの絵本を作った人の誕生日なんだよ」という事を伝えて読んであげてはいかがでしょうか?童話って幸せな結末よりも悲しい結末の方が多い気がしますが、私が子供の頃には悲しいお話ということを理解できないまま読んでいた記憶があります。

国際子どもの本の日という記念日のまとめ

・4月2日はアンデルセンの誕生日ということから作られた記念日
・世界的な記念日で毎年担当の国がポスターを作る。
・2015年はUAEが作った(記事の最初の画像)

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