春の訪れとともに数多くの味覚を堪能する事が出来ますよね。
道端や河川敷といった場所に自生しているよもぎもそんな味覚の一つ。
よもぎは苦みと独特な香りがあらゆる料理やスイーツとして重宝され、日本では馴染み深い植物ですよね。
でもよもぎって野草として扱われているのか雑草なのかイマイチ判断出来ない部分がありますよね。
そんなよもぎが野草なのか雑草なのかについてご紹介します。
そもそも雑草ってどういう意味で使われているの?
道路沿いや学校、会社の敷地内で自生している植物を総称して誰しもが「雑草」と呼んでいますよね。
まず雑草自体は人為的な意図や行動に関係なく自生している植物を総称し雑草と呼ばれています。
特に除草を行ってもすぐに成長し、生活や景観の邪魔となってしまう植物を指す事が多い傾向にあります。
この雑草の自生により、昆虫といった害虫の繁殖やネズミ等小動物の生活空間の環境作りにもつながる原因ともなっており、定期的な除草が行われる植物が雑草と呼ばれています。
また雑草は生活環境に影響を及ぼすだけでなく、作物の栽培にも大きな影響を与える原因ともなります。
雑草が自生している事で栽培を行っている作物に十分な栄養が行届かず、規格外や不良品といった作物の不作にも影響を及ぼしてしまいます。
つまり食用にも観賞用にも適していない植物が雑草として区別されています。また人が管理している場所に買ってに自生する植物も雑草として使われています。
では野草とはどういう意味で使われているの?
野草と呼ばれている植物は人の管理地以外で自生している植物を指しています。また食用や観賞用として利用価値のある植物も野草として使われています。
また同じ植物であっても人によっては野草と言う方もおりますし、雑草と呼ぶ方もいらっしゃいます。
特にその傾向が多いのがキレイな花を咲かせるたんぽぽです。
たんぽぽは観賞用は勿論食用としても利用されていることで野草と感じる方もいらっしゃいます。
しかし敷地内や駐車場といった管理地に自生していると「雑草」として扱われ、除草対象となる事もあります。
その為、野草と呼ばれる植物は食用や観賞用としての価値がありながらも、人によっては「邪魔な存在」と思われない植物が野草として区別されると思われます。
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それを踏まえてよもぎは雑草?野草どっちなの?
ならば「よもぎは野草なの?雑草なの?」が最大の疑問となりますよね。
管理地に自生していても食用として重宝される事もありますし、よもぎを食べる習慣がない方にとってはただの雑草となってしまいます。
よもぎはどちらかと言えば野草として区別する方が良いかも知れませんね。
数多くある野草の中でも食用として利用される価値も多く、よもぎを使用した料理やスイーツは今も昔も多くの方を魅了させてくれる存在となっています。
その為、雑草と感じてしまう方もいらっしゃいますが、よもぎは野草として区別しても良い植物ですね。
あとがき
よもぎの独特な香りは好きな方には堪らない香りとなっており、よもぎ摘みを楽しみとしている方も多くいらっしゃいます。
でもよもぎがしっかりと管理されている所に自生すると邪魔と感じる方もいらっしゃいます。
よもぎを必要とされる方にとっては野草、そうでない方にとっては雑草という括りがベストな考えかもしれませんね。
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