煮物やお浸しにすると美味しいぜんまい。日本の春を感じさせてくれる山菜ですよね。天ぷらや和え物など、とにかく和食と相性が良い食材です。
そんなぜんまいは、やはり日本独特の食材なのでしょうか。それとも外国でも食べられているのでしょうか。
今回は、ぜんまいは外国でも食べられているのか?外国の言葉でどう呼ばれているのか調べてみたいと思います。
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ぜんまいは英語で何て言うの?
ぜんまいの英語はバイオリンと関係している!
ぜんまいは英語で「Fiddleheads」、もしくは「Fiddlehead ferns」と呼ばれています。
「fiddle」とは「バイオリン」、「heads」は「頭」という意味です。「ferns」は「シダ科」という意味です。
バイオリンの頭の部分、つまりバイオリンの柄の先の部分はくるくる巻いた形をしていますよね。
これがぜんまいにそっくりなのです。本当にとてもよく似ています。
だからぜんまいは「バイオリンの先端のような形をしたシダ植物」という意味になったのです。
英語圏の国々では日本よりもバイオリンが文化の中に溶け込んでいたのでしょうね。
ぜんまいはアメリカやヨーロッパで食べられている?
ぜんまいは和食のイメージがとても強いですが、実は洋食にも使われています。
アメリカのスーパーで「Fiddleheads」として販売されています。バター炒めにしたり、パスタの具として人気が高いのです。
塩味パスタ、クリーム系のパスタなど、色々なジャンルのパスタと相性が良いのです。
またカナダやヨーロッパの一部ではぜんまい摘みも行われています。木の実を摘むように、山菜を摘む習慣があるのです。
ちなみにカナダやヨーロッパでもぜんまいは春に旬を迎える地域が多いです。
ぜんまいは各国で親しまれてきた食材なのですね。やはり、どの国で採れるぜんまいも旬の時期のものが美味しいと言われています。
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ぜんまいは韓国語で何て言うの?韓国ではどうやって食べられている?
次にお隣韓国について考えてみましょう。ぜんまいは韓国語でなんと呼ばれているのでしょうか。
ぜんまいは韓国語で「고사리」(コサリ)となります。
ぜんまいは、あの韓国料理にも使われている食材です。
韓国の飲食店メニュー、家庭料理としても定番の「ビビンバ」と「ナムル」。この両方にぜんまいが使われているのです。
基本的に水煮のぜんまいが使われることが多いですが、新鮮なぜんまいで作るビビンバやナムルは絶品ですね。
韓国人にとってもぜんまいは特別な食材ですね。
ぜんまいは中国語で何ていうの?中国ではどうやって食べられている
次に中国語の呼ばれ方についてご紹介しましょう。
中国語では「发条」「螺旋野生植物」などと呼ばれていますが、一つの決まった呼び方はありませんでした。
ぜんまいは中国の広い範囲に分布しています。日本への輸出も多く、日本の外国産ぜんまいのほとんどが中国産となっています。
水煮のぜんまい、乾燥のぜんまいの多くは中国産です。生のぜんまいに比べると若干味は食感は落ちますが、リーズナブルな価格が魅力ですね。
多くのぜんまいが中国から輸入されているので、きっと中国でもぜんまい料理がさかんだと思ったのですが、中国ではそれほど人気のある食材ではありませんでした。
食用として使われていることは確かですが、ぜんまいを使った有名な中国料理は見つかりませんでした。
でも、日本人が作る中華料理にはぜんまいがよく使われています。
中華だし、ごま油などとぜんまいは相性が良いです。
中華風炒めや中華風サラダ、中華風和え物などにぜんまいを入れると美味しいですよね。
まとめ
今回は、ぜんまいが世界でどのように食べられているのか調べてみました。
ぜんまいは日本ならではの食材ですが、アメリカやヨーロッパ、韓国、中国など、世界各国で食べられている食材です。
和食だけでなく、洋食、韓国料理、中華料理とも相性の良い食材です。毎日の食卓に取り入れやすいですね。
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