りんごの品種の中にシナノゴールドという種類があります。あまり聞き慣れないりんごだと思いますが、生産量はりんごの中でも6番目でシェア率は1.6%ということであまり見かけないのもわかると思います。
私もスーパーなどであまり見かけないりんごです。スーパーに置いてあるりんごの殆どはふじとつがるという2つの品種でそのシェアは65%を占めていますので。
しかしシナノゴールドはあまり出荷量がないから美味しくないというわけではありません。今回はシナノゴールドの特徴に関して色々調べてみました。
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シナノゴールドの特徴は?
シナノゴールドという言葉を考えると長野県の金色のりんごみたいなネーミングだと気づきます。
りんごと言えば赤いりんごと青いりんごが主流だと思うのですが、金色のりんごというのは珍しく感じてしまいます。
金のりんごといえばFFの世界を思い出してしまいますね。
シナノゴールドの歴史
シナノゴールドは「信濃」と名がつくだけあって、長野県生まれのりんごです。「ゴールデン・デリシャス」「千秋」の交配種で1983年に交雑して育成し、1999年に品種登録された新しい品種です。
ゴールドと命名される所以は完熟すると色が黄色になるから命名されたようです。
味や食感の特徴は?
りんごといえばふじやつがるですが、両方とも味の特徴は糖度が高く酸味が低いとにかく甘く感じるりんごです。
シナノゴールドは糖度が高くそして酸味もやや高いのが特徴の品種です。甘いけれど酸味が強くてさっぱりしていると感じると思います。
酸味が苦手な人には不向きなりんごですが、さっぱりとした酸味が好きな人も多いと思います。そういう酸味好きには是非食べて欲しいりんごと言えるでしょう。
食感はがっしりとした堅めのりんごです。ふじやつがるも堅めのりんごですので食感は似ている方ですね。
美味しいシナノゴールドの見分け方は?
シナノゴールドは酸味が強いりんごです。完熟していないりんごはただ酸っぱいだけのりんごですので、購入の際は気をつけましょう。
まずは色をチェックしましょう。緑っぽいのは完熟していません。できるだけ黄色いものを選ぶのが完熟リンゴを選ぶコツです。
そして重さにも注意しましょう。重いりんごというのは果汁がたっぷりつまっているりんごですので。多汁のりんごが好みの方はとにかく重いりんごを選ぶのがコツですね。
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シナノゴールドの生産量はどの県が一番多い?
- 青森県:264ヘクタール(42%)
- 長野県:255ヘクタール(40%)
- 岩手県:66.8ヘクタール(11%)
- 秋田県:16.7ヘクタール(3%)
- 山形県:12.5ヘクタール(2%)
信濃とつくのに、青森県が一番生産量が多いりんごだということは驚きました。しかしそれはりんご大国青森県が良いりんごと認めて生産している証拠なのかもしれません。
まだ新しい品種なのでこれからふじやつがるにタメを張れるぐらい人気になるりんごになる可能性もあると思います。
まとめ
- シナノゴールドは「ゴールデン・デリシャス」「千秋」の交配種
- 糖度が高いけれど酸味が強いさっぱりとしているのが特徴
- 生産量は青森県が一番多い
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油あがりが目立つ品種だけどどこにも書いてない
現物触ったことないのかな。
シナノゴールドはあまり油あがりしない品種だと思っています。
勿論全くしないのではなく、普通のりんご程度には油あがりするのですがそれは特徴に入れませんでした。
恐らくシナノスイートと勘違いされているのではないでしょうか?