いんげんは夏に食べたくなる夏野菜です。鮮やかな緑色が料理を華やかにしてくれます。
夏になるとスーパーで安く売っているので、まとめ買いしたくなる方も多いでしょう。でも、使い切れずにダメにしてしまうことも多い野菜ですよね。
いんげんはあまり日持ちする野菜ではないのです。ここではいんげんの保存期間や日持ちさせるコツをご紹介したいと思います。
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いんげんの保存期間は?
常温だと
いんげんの保存温度は4℃~7℃です。
いんげんの旬の時期は6月~9月頃なので、この旬の時期に採れたいんげんは常温保存はできません。
ハウス栽培などで栽培されたいんげんは冬の時期でも売られています。冬であれば、常温保存できることもあるでしょう。
常温保存は気温によって保存期間が変わりますが、4℃~7℃に保たれた環境であれば1週間保存することができます。
ビニール袋に入れて、直射日光が当たらない風通しの良い場所で保存しましょう。
冷蔵だと
いんげんは基本的に冷蔵庫で保存しましょう。生の状態であれば1週間、ゆでた状態であれば2~3日で食べることができます。
いんげんはとても乾燥に弱い野菜です。冷蔵庫で保存する際には、乾燥を防ぐ工夫をすると日持ちがします。
濡れたキッチンペーパーや新聞紙で包んでからビニール袋に入れて保存しましょう。
また、タッパーの中に濡れたキッチンペーパーを敷いて、その上にいんげんを並べておくのも良いでしょう。タッパーの蓋をしっかりしめて密封してくださいね。
冷凍だと
いんげんは冷凍保存もできます。
生のままだと解凍した時にべちゃっと水っぽくなってしまいます。冷凍する時には、さっと茹でてから冷凍保存しましょう。
茹でたいんげんをジップ付保存用袋に平にして入れておいきます。調理に使う時には解凍せずに、冷凍したまま炒め物などに使うことができます。
茹でたいんげんの冷凍保存の場合、保存できる期間は約1ヶ月です。
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いんげんを日持ちさせるコツは?
いんげんは乾燥に弱い野菜です。ビニール袋に入れずに保存しているとどんどん水分を失いしおれてしまいます。
まず、乾燥を防ぐための工夫をするようにしましょう。もう一つのコツは、傷んでいるいんげんは取り除くことです。
いただきもののいんげんや、スーパーでまとめ買いしたいんげんの中には、必ずと言ってよいほど傷んでいるいんげんが混ざっています。
いんげんは傷みやすい野菜なので、どうしてもすぐにしおれたり変色したり腐りはじめてしまうのです。
いんげんを保存する場合には、まずそのような傷んでいるいんげんがあるかチェックしましょう。
そして、傷んでいるいんげんを見つけたら、必ず取り除いてください。
傷んだいんげんを新鮮ないんげんの中に入れておくと、他の新鮮ないんげんいも傷みがうつってしまうからです。
ちょっと面倒ですが、1本1本新鮮であることを確認してくださいね。
こんな状態のいんげんは食べては駄目!見分け方は?
夏の時期のいんげんはすぐに傷んでしまいます。ちょっと色が変わった程度であれば食べることができます。
しかし、どうしても食べられない状態もあります。
「酸っぱい臭い」がしてきたら腐っている状態です。また水っぽくなっていたり「ぬめりが出ている」状態も腐敗が進んでいるので食べられません。
ぬめりをとれば食べられると思う人もいますが、味が変わっているので食べるのはやめましょう。
さらに「青カビ」が生えていたり、「真っ黒に変色」になっている場合も食べられません。
このような状態にならないように上手に保存していきたいですね。
まとめ
栄養がたっぷりで美味しいいんげん。すぐに火が通るので調理しやすく、便利な食材ですよね。
でも、乾燥に弱いため日持ちしにくい野菜でもあります。乾燥を防ぐ工夫をして上手に保存しましょう。
また1本でも傷んだいんげんが混ざっていると、被害が拡大してしまうので取り除いてくださいね。
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