野菜の下処理って、意外と知らないことが多いですよね。
いんげんの下処理と言えば筋取りですが、みなさんはどのようなやり方をしていますか?取りにくくて苦労されている方もいるかもしれませんね。
ここではいんげんの筋の簡単な取り方をご紹介したいと思います。
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いんげんは筋を取らないと口触りが悪くて美味しくない!
いんげんの筋は毒ではありません。体に害があるわけではないので食べても問題ありません。食物繊維だからむしろ食べたほうが良いという方もいるほどです。
でもいんげんは筋を取らないと、口触りがとても悪くなりますよね。筋だけが口の中に残ったり、歯に挟まるのも厄介です。
炒め物などの場合はある程度我慢できますが、白和えやお吸い物などの繊細な料理に使う時には、筋があると美味しさが半減するでしょう。
気にならない人もいると思いますが、基本的にいんげんの筋はとってから調理したいですね。
いんげんの筋取りの基本的なやり方は?
いんげんの筋取り方法をご説明していきましょう。
いんげんの片方の先端部分をつまみ、5mmほどポキッと内側に折ります。すると折った5mmのほうに、白っぽい筋がついてきます。
その筋を下に向かってスーッと引っ張ります。筋が上から下までしっかり取れたらOKです。
反対側の筋も同じように取り除きます。
ポイントはあまり力を入れないことです。ポキッと折る時も力を入れると筋が切れてしまいます。
下に向かってスーッと引っ張る時も力を入れるとプチっと切れてしまいます。
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いんげんの筋がうまく取れない!簡単に取る方法ってないの?
茹でてから筋を取る
いんげんの筋がスーッと取れると気持ち良いのですが、上手くいかないことも多いです。どうしても途中で切れてしまうことがあります。
そんな時は茹でてから筋取りをしてみましょう。筋が柔らかくなることで取りやすくなります。
包丁でかるく筋を切る
筋がうまく取れない時は、その筋が柔らかすぎるからです。まだ若いいんげんだと筋も柔らかいのです。
その場合には、無理に筋を取らずに包丁で軽く筋にプチッと切れ目を入れるだけでも十分です。数か所切れ目を入れていくだけで、食感が良くなるでしょう。
レンジ加熱してから筋を取る
いんげんの筋がとれない場合には、茹でて柔らかくするとスムーズに取れるようになります。
でもお湯を沸かして茹でるのは手間がかかりますよね。そこでおすすめはレンジ加熱です。2~3分加熱すると筋が柔らかくなるので取りやすくなるでしょう。
若いいんげんは実は筋取りが不要というのは本当?
いんげんの筋取りがうまくできない、どうしても切れてしまうという場合は、筋を取る必要がありません。
筋が取れないということは、まだ若いいんげんで筋がとても柔らかいという証拠でもあるのです。
筋が全然取れないほどの柔らかい筋であれば、口の中に入っても違和感がないでしょう。だから無理に取る必要はないのです。
昔のいんげんには必ず筋がありました。しかし品種改良が進み、「筋なしいんげん」が出回るようになったのです。
少し前までは「筋なし」と表記されて売られていましたが、最近は筋なしが主流になりわざわざ表示されることも少なくなりました。
筋がうまく取れないいんげんの場合は、この筋なしいんげんなのでしょう。筋を気にすることなく、そのまま調理に使えますね。
まとめ
いんげんの下処理で面倒なのが筋取りです。きれいにスーッと取れると良いのですが、切れてしまってうまくいかないことが多いですよね。
でも、そもそも筋がないタイプのいんげんや若いいんげんなのかもしれません。
先端をポキッと折ってみて、筋がついてこない場合には、筋なしいんげんの可能性が高いですね。
でも、いだだきもののいんげんや、家庭菜園で収穫したいんげんなどには筋がついているものが多いので、しっかり筋取りしてくださいね。
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