「桃薫という一風変わったいちごをご存知でしょうか?」
「桃」という漢字が入っているから桃のお話かと思ってしまいますが、いちごの品種だったりします。桃という漢字がついているいちごってすごく不思議な感じがします。
そしていちごといえば赤いのが甘くて美味しいといわれていますが、桃薫は色が赤というよりも淡い赤色なんです。
見た目が普通のいちごではないし赤が薄いから甘くなさそうに見えてしまう桃薫ですが、味などはどのような特徴があるのでしょうか?調べてみました。
ユミ
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桃薫とは?
桃薫とは「とうくん」と読みます。
『「カレンベリー」×「野生種」』×『「とよのか」×「桃のような香りの野生種」』という交配を経て生み出された品種だったりします。
他のいちごとは交配されている品種がちょっと変わっている感じですね。野生種のいいところをうまく融合している感じの品種みたいです。
品種登録されたのは2010年と比較的新しい品種で桃薫と名付けられた由来は「桃のような芳醇な香りがするいちご」という意味があるようです。
産地は主に、茨城県や長崎県などで栽培されていることが多いようです。
桃薫の特徴とは?
果皮が淡く白いのが特徴
大きさはやや大きい程度ですが、見た目が淡く白いのが特徴です。普通のいちごは真っ赤なものを連想すると思いますが、桃薫は熟していても淡い赤色程度にしかなりません。
白いと酸っぱいイメージがありますが、熟しているのできちんと甘いです。
糖度は他の甘いイチゴに比べたら控えめだったりします。糖度は8-12程度ぐらいのものが多く、少し酸っぱいと感じる人もいようです。
桃のような香りがするのも特徴
感じで桃の薫りと書くだけあって、桃のような薫りがするのも特徴ですね。食べた時に鼻から桃の匂いみたいのが抜けていく不思議ないちごだったりします。
この独特の香りがやみつきになって一部の方に絶賛されているいちごだったりします。
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桃薫の旬の時期はいつ?
桃薫は普通のいちごに比べると収穫時期がやや遅い傾向があります。
12月下旬から出回りますが、桃薫の旬は2月~3月と言われているのでその時期の桃薫を狙って購入するといいと思います。
収穫時期は遅いですが、1株あたりの実が出来る量は他のいちごよりも多く、何度も花をつけて実がなっても痩せていかないという特徴があります。
他のいちごだと晩期になると小さくて水っぽいいちごが増えるんですが桃薫はあまりそういう傾向はないようです。
桃薫ってどこで販売しているの?
「普段のいちごは少し飽きた」「一風変わったいちごを食べてみたい」
そういう方は是非桃薫を食べてみてほしいですね。いちごという概念が少し変わる可能性があるいちごだと思います。
ただ桃薫はあまりスーパーなどでは販売していません。通販を利用するのが一番手っ取り早い購入方法だと思います。
ユミ
まとめ
- 桃薫とは「とうくん」と読む
- 桃の薫りと書くけれどいちごの品種の話だったりします
- 糖度は少なめで酸味もそれなりで普通のいちごよりも酸っぱいと感じます
- しかし桃の薫りが鼻に抜ける感じは今まで食べたことがないいちごだと感じるでしょう
ユミ
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