かなみひめという静岡県産のいちごの品種をご存知ですか?

いちごの画像

「かなみひめといういちご知っていますか?」

私はいちごが大好きですので、シーズンになるとスーパーのいちごコーナーに出向き品種チェックやそのいちごの質をチェックしてしまう癖があるのですが、見覚えがありません。

いちご大好き人間としてどんな品種か気になってしまいましたので、調べてみました。

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かなみひめとは?

調べる女性

かなみひめは「とちおとめ」と「章姫」の自然交雑からできたいちごの種を採取し翌年に蒔いて選抜育成した品種です。

いちごの品種としては珍しいタイプの生まれ方ですね。殆どのいちごの品種改良は自然交雑ではなく父と母をしっかり選んで交配するのですが、かなみひめは完全に自然交雑だったそうです。

その為、本当に「とちおとめ」×「章姫」かというのは確実ではなく、恐らくといった感じみたいです。

生まれた場所は静岡県。静岡県はいちごに力を入れている県で有名品種といえば私の好きな紅ほっぺという品種があります。

かなみひめは紅ほっぺほど認知度はないですが、静岡県が生み出したいちごです。しかし静岡県だけでしか作れないいちごということもなく、愛知県や千葉県、滋賀県産なども出回っているようです。

かなみひめという名前の由来は?

かなみひめといういちごはどうしてそんな名前になったのでしょうか?その答えは3つの頭文字を合わせて付けた名前だったりします。

 

かなみひめの名前の由来
  • かなみひめを開発した人は金指信夫さんという人です。この人の頭文字をとって「か」
  • 中国でイチゴの栽培指導をしていた時に開発した品種なので中国の中を訓読みして「な」
  • いちごの栽培指導していた時に出資していたのが三菱商事だったということで「み」

 

こういう名前の付け方はいちごのネーミングとしては珍しいタイプですね。

かなみひめの特徴は?

いちご狩りにきた女性

糖度が高く酸味が低い、甘さをとにかく感じるいちごです。

調べてみても正確な糖度の数値とかでていないんですが、糖度が平均で16%とか高いものだと20%を超えるとかそういう大きな話が調べてみると出てきます。

さすがにそれは言い過ぎだと思いますが、糖度が高いのが大きな特徴というのは間違いないのでしょう。

そして酸度が低いということで多分相当甘く感じるタイプのいちごだと思います。

この手のタイプのいちごは何粒も食べていると甘いだけで飽きが来る傾向があるのですが、実際食べてみないことにはわかりませんね。

大きさは少し大きめで硬めのタイプのいちご

大きくて少し硬めのタイプのいちごということで、輸送にも強そうですね。スーパーなどでラップなどに押されて潰れかかっているいちごをみると悲しくなってしまいます。

かなみひめはそういう事もなさそうですので、傷みにくく日持ちしやすい(いちごの中では)いちごだと思います。

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かなみひめのいちご狩りに行くなら久能山?

テレビで放送されていたり、有名人がプライベートでいちご狩りをしにくるぐらい有名なかなみひめのいちご狩りが出来る場所だそうです。

石垣いちご栽培元祖常吉いちご園という所が有名みたいなので、かなみひめのいちご狩りがしたいなら是非行ってみてはどうでしょうか?

▶ 石垣いちご栽培元祖常吉いちご園のリンク

まとめ

かなみひめはあまりスーパーなどでは見かけない品種ですが、甘くて酸味が少ないという特徴を持ついちごです。

私は甘くて酸味もあるいわゆる「濃いいちご」が好きなのですが、甘くて酸味が少ないとにかく甘く感じるいちごが好きな方もいると思います。子どもは特にそういう方が喜びますしね。

そういういちごをお探しの方は是非いちごかなみひめを食べてみてください。もしかしたら今まで食べていたいちごがプチトマトだったのでは?と錯覚するかもしれませんよ。

いちごの画像いちごの種類一覧、糖度が高くて甘い特徴の品種はこれだ!

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7 Comments

管理人

まりひめは東京ではスーパーなどではあまり見かけたことがないですね。
和歌山県民やその近くに住んでいる方なら食べたことあるのではないでしょうか?

今年のイチゴは私が住んでいる東京では、「あまおう」「とちおとめ」「紅ほっぺ」が相変わらず多かったです。
ただ同じ品種でも全然大きさが違ったりします。今年は大きいいちごばっか売っていた印象でしたね。

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