わたしはかぶを買う時に丸々とした根と同じくらいフサフサの葉にも注目しています。葉の緑色が濃くて元気がいいと、かぶ全体が美味しそうに感じるんですよね。
栄養も豊富に含まれているかぶの葉は使い勝手のいい食材でもあります。ふりかけにして食べるのをよく聞きますが、他にはどんな風に食べると美味しいのでしょうか。
まさか捨てていたなんていう方はいないですよね?!
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かぶの葉に含まれている栄養素とは?
かぶの葉には抗酸化作用の高いβカロテンがたっぷり含まれています。
βカロテンは生活習慣病やがんの予防に効果があると言われており、体内でビタミンAに変わることで皮膚や粘膜などの細胞を保護したり視力にもいい影響を与えてくれているそうです。
こんなにすばらしい成分がかぶの根には含まれていません。そのかわり葉の方には100gあたり2800mcgものβカロテンが含まれているんです。
さらに葉を茹でることでその量も増すのだとか。だったら茹でて食べない手はありませんね。
他にはビタミンCやビタミンEも含まれています。かぶの葉はこのように栄養満点なので緑黄色野菜に区分されています。
あの緑色を見るたびにいかにも栄養が多そうな気はしていましたが、これほどまでだったとは知らなかった方も多いのではないでしょうか。
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かぶの葉はふりかけにすると美味しいって本当?
かぶの葉はふりかけにするととっても美味しいんです。
ご飯に乗せたりおにぎりの具にする他、納豆や冷奴にトッピングしてもOK。わたしは茹でたうどんに生卵とかぶの葉のふりかけを混ぜて食べたりしています。
食欲がない時でも箸が進んで美味しいですよ。かぶの葉のふりかけはとっても簡単に作ることができるのでぜひ一度お試しください。
作り方は、刻んだかぶの葉をごま油でしんなりするまで炒めてみりんやしょうゆで味をつけます。
最後にかつお節をたっぷり混ぜれば完成!お子さんに食べさせる時は砂糖を少し加えると食べやすい味になります。
じゃこを入れるとさらに旨みたっぷりになりますし、炒りゴマを加えれば風味もバツグンに良くなります。
自宅でもできる簡単なかぶの葉を使った漬物は?
かぶの葉の漬物も簡単に作れます。
まずかぶの葉のあくを取るために熱湯を回しかけるか塩茹でしてください。そして水で冷やしてから水気を切り、3cmほどにカットしましょう。
ビニール袋の中に葉とめんつゆ、酢、だし粉末などを入れたら冷蔵庫に入れておくだけ。鷹の爪を入れるとピリ辛でまた違った感じに仕上がります。
もっと簡単に作るには茹でたかぶの葉に塩を振って袋の上から揉むだけでも漬物ができます。それだけではちょっと味が寂しいので昆布やみょうがを加えてみてもいいですね。
かぶの葉の漬物はシャキシャキとした食感がクセになります。お弁当の野菜が足りない時にも便利なので覚えておくと重宝しますよ。
かぶの葉は他にどんな料理に使えるの?
かぶの葉は炒り卵や厚揚げと一緒に炒めても美味しいですし、チャーハン、パスタ、ビビンバの具としても使えます。色が綺麗なのでグラタンやシチューに入れても良さそうですね。
ただし、苦味や青臭さが気になるという方もけっこういると思いますので、一度茹でたものを使ったり塩揉みして水気を拭いたものを使うようにしてください。これだけでもかなり食べやすくなりますよ。
あとがき
かぶの葉を切り落とした後はかぶの根元を少量の水に浸してみてください。日光と新鮮な水があれば葉が再生してまた食べることができます。
捨てずに美味しく頂くことで栄養を摂取しつつ節約にも繋がり、さらに育てる楽しみまで待っているなんて何だかわくわくしてきませんか?かぶに対してどんどん愛着が湧いてしまいそうです。
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