みなさんは長芋や山芋をとろろにする時にアク抜きをしていますか?わたしは皮を剥いてそのまますりおろしていました。
そういうものだと思っていたので当然のようにそうしてきたのですが、「アク=えぐみ」と考えてみるとアク抜きをしてから食べた方が当然とろろも美味しくなるのでは?と思いついてしまったんです。
そこで今回は長芋のアク抜きについて調べてみようと思います!
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長芋はすりおろす前にアクを抜いた方がいいのでは?
長芋に含まれる栄養成分をしっかり摂取するためには熱に通さずそのまますりおろした方が良いとされています。
消化酵素やネバネバ成分は熱に弱いらしいのです。しかし、アクとはどういうものか考えてみると苦味や渋みのこと。俗に言う「えぐみ」ですよね。
例えば大根のアク抜きを怠ると苦くてまずい料理が出来上がってしまい、子供の好き嫌いの原因になったりします。
また、汁物に浮かび上がったアクをそのまま食べるなんて考えただけでも美味しそうとは言えません。
だったらとろろだってアクごと食べるべきではないような…。特に秋堀の長芋はアクが強いと聞きます。
これらのことから長芋のアク抜きを済ませてすりおろした方がより美味しく頂けるのではないかという考えに至りました。みなさんはどう考えますか?
長芋のアク抜きの方法とは?
長芋のアク抜き方法は意外と簡単なのですぐにでも覚えられると思います。
その方法は水カップ1杯に対して大さじ2くらいの酢を加えた酢水に10分ほど長芋を浸すだけ。こうすることですりおろす時の手のかゆみやとろろの変色も防げます。
長芋よりもはるかにアクが強いとされる自然薯の場合もこのような方法でアク抜きをしっかりしておかないとかなりクセが強烈なようですよ。
何時間も口の中に嫌な感じが残るほどのアクの強さを解決するには1時間ほど酢水に浸けておくのがいいそうです。
自然薯を食べる機会がほとんどないわたしとしては新鮮な自然薯が食べられるだけでも羨ましいくらいですが…。せっかくならアク抜きをしてより美味しく味わってみてください。
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皮を剥いた方がアクが少ないって本当?
アクは皮付近や皮そのものに多く含まれているそうなので皮剥きの際には厚めに剥くようにするといいみたいです。
ちょっともったいない気もしますがアクが減って美味しくなるなら我慢我慢。とろろは火を通して食べる時と違って長芋の味をよりダイレクトに感じるので、少しでもえぐみを感じずに美味しく食べたいものです。
食欲のない時でもとろろならさらっと食べられるということもありますからこういった工夫は知っておいて損はないでしょう。
あとがき
とろろは滋養強壮にもいいと言われており、お酒に混ぜて飲む方までいるそうです。
いかにも元気が出そうですね!どんな味なのでしょう?とろみがついて飲みやすそうな気もします。
でもやっぱりわたしはとろろかけご飯が一番ですね。まぐろの山かけも美味しいですが結局ご飯の上にのせてしまいます。とろろがあるとご飯が進んでつい食べ過ぎちゃうのも困りものですね。
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