豊かな香りとさっぱりとした大葉。薬味としては勿論、強い抗菌作用がある事で、古くは薬としても使用されていました。
そんなあらゆる面で大活躍の大葉でも、食べ過ぎは体に弊害となるのか気に掛かってしまいますよね。今回は大葉の栄養や健康被害に繋がってしまうのかについてご紹介します。
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大葉に含まれている栄養と期待できる効能は?
大葉は多くの栄養が含まれている事で、健康面や美容面に大きな効果が期待出来るのです。
まずはβカロテンです。人参を始め、緑黄色野菜に多く含まれている成分ですが、大葉はβカロテンがたっぷりと含まれています。
βカロテンは活性酸素の働きを抑制する働きがあり、心筋梗塞や動脈硬化といった生活習慣病予防に大きな効果となります。
また免疫力のアップにも大きな効果が期待出来ます。免疫力のアップは風邪やインフルエンザを始め、細菌の退治に大きな働きとなります。
さらに免疫力のアップは肌細胞の活性化にも繋がり、美容面の維持も効果が期待出来ます。
また大葉の豊かな香りとなる成分ぺリアルデヒドは強い抗菌作用となります。刺身の下に大葉が敷かれている事を多く観かける事が出来ますが、生魚に付着した細菌の退治となる事で、刺身に大葉が使用されています。
ぺリアルデヒドは抗菌作用だけでなく、健胃作用や食欲増進効果もあるので、病気や食が細い時にピッタリなのです。またビタミン類やミネラルもたっぷりと含まれている事で、日常的に摂取したい食材となっています。
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大葉は食べ過ぎると健康に害する事はあるの?
多くの成分が含まれている事で、健康面や美容面に効果的な大葉ですが、食べ過ぎによる症例は聞こえてきていません。しかし食べる事よりも、手で直接触れる事で手が被れてしまう事があります。
1枚2枚触れた事ではこの症状が現れる事はほとんどありませんが、主に大葉を何枚も触れる農家の方が職業病としてかぶれる事が多くあるそうです。
これは大葉に含まれている成分によるアレルギー性接触皮膚炎の症状となっています。一般的に摂取する位の量であれば、全く問題がありませんので安心出来ますね。
大葉の食べ過ぎによる弊害は他にもある?
大葉は体を温める食材ともなっています。その為、高熱がある方は避ける方が良いかもしれません。
また大葉の食べ過ぎは健康被害に繋がる症例はありませんが、明確に立証されている事ではないので、妊婦さんや授乳中の方は過剰摂取を控える方がよいと思われます。
1日にどのぐらいの量の大葉を食べるのがいい?
栄養成分がたっぷりな大葉はさっぱりとしている事で、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
体に良い物であっても食べ過ぎは栄養の偏りや過剰摂取となってしまう恐れもあり、1日2~3枚程度が適量と言えます。
ただ大葉に含まれている成分は花粉症にも効果的となっており、10枚ほど食べると花粉症に大きな効果が期待出来るようです。
ただ毎日10枚の大葉を継続して食べるのはちょっと難しいですよね。毎日2~3枚を食べるのが丁度良さそうですね。
あとがき
大葉はあらゆる成分が含まれており、健康面や美容に優れた効果が期待出来るのです。毎日2~3枚を継続して食べると、より大きな効果が期待出来そうですね。
積極的に食べたい食材ともなっており、多くの方から人気の食材ともなっています。
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