サバは魚の中でも、身近な存在となっていますよね。塩焼きや味噌煮、唐揚げ、そして缶詰とバラエティー豊かに味わう事ができます。
さて、一口に「サバ」といっても「ゴマサバ」や「マサバ」といった種類がある事をご存知でしょうか。
今回は【ゴマサバとマサバの違いとは?】【ゴマサバとマサバの見分け方は模様?】についてご紹介致します。
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ゴマサバとマサバは旬の時期が違う?
ゴマサバとマサバは旬の時期が全く違います。ゴマサバは、通年で脂の乗り具合が変わる事はありません。
漁獲された地域や個体によって若干の違いはあると思いますが、通年で大きな差が無く味わう事ができます。
マサバは、漁獲される地域によって旬が異なります。北海道産は7~8月、三陸産は9~11月、九州産は12~2月頃とされています。
この時期を観てみると、ゴマサバの旬は秋から冬にかけてとなり、この時期のゴマサバは脂がたっぷりとのった美味しい旬と言えます。
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ゴマサバとマサバはどっちが美味しい?
ゴマサバとマサバのどちらが美味しいのかが、消費者にとって一番気に掛かる点ですよね。一般的にはマサバが美味しいと言われています。
マサバは旬の時期であれば、脂ものっており焼くと表面にたっぷりの脂が滲み出てきます。そして肉質もふっくらとしており、美味しく味わう事ができます。
ただ、マサバは旬の時期でないと脂ものっていなく、肉質はパサパサで「美味しくない」と感じてしまう事があります。
旬の時期ではない、マサバを食べるよりは通年で脂の乗り具合が変わらないゴマサバの方が美味しく味わえる事もあります。
ゴマサバとマサバの簡単な見分け方は?
ゴマサバとマサバは表記されていれば、どちらなのか見分ける事ができますが、表記されていないと解らない方も多いですよね。
ちなみに上記の画像は上がマサバで下がゴマサバとなっています。ゴマサバとマサバの見分けるポイントをご紹介致します。
【形】
ゴマサバは扁平形で、マサバは丸形となっています。
【模様】
ゴマサバはお腹にゴマのような黒い斑点があり、マサバは濃い楕円模様があります。
【背びれのトゲ】
ゴマサバは背中のトゲが9本となっていますが、マサバは10~11本となっています。
スーパーに売っている状態だと見分けがし辛い?
ゴマサバは名前の通り、ゴマのような斑点が大きな特徴となりますよね。しかし、マサバであっても黒い斑点が観られるのです。
また、ゴマサバの体に浮き出ている帯状の模様も釣りたて新鮮の状態だとはっきりと確認する事ができますが、スーパー等で売られている状態だとなかなか確認する事が出来ない場合があります。
あとがき
ゴマサバは通年で脂の乗り具合が変わる事はありませんが、マサバは秋から冬が最も美味しい時期です。
ゴマサバとマサバは体の模様だけの違いだけではなく、形や背びれのトゲの数も見分けるポイントとなります。
購入される時に、見分けるポイントを活用されてみては如何でしょうか。
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