スイカは、日本の夏に欠かせない食べ物ですよね。水分量の多いスイカは、熱中症対策にも最適です。
しかしスイカの難点は、ゴミがたくさん出ることです。スイカは赤いところだけを食べるので、それ以外の部分は全てゴミになってしまいますよね。
でも実は白い部分にも栄養があることをご存知でしょうか。詳しく調べてみたいと思います。
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スイカの白い部分は普通は食べずに捨ててしまっている
「スイカの食べられる部分は赤い部分」という認識は一般的ですよね。赤い部分を食べ進めて、白い部分にぶつかったらストップしますよね。
赤い部分は甘みがあるのですが、白い部分は全く甘みがありません。白い部分に近づくにつれて、甘みが薄れてきます。だから白い部分は食べるところではないと思われています。
外側の緑の皮と白い部分は生ごみとして捨てることになります。
大きなスイカを食べる時には、大量の生ごみが出てしまいますよね。
実はスイカの白い部分に含まれているシトルリンの効能が凄い?
捨てるのが当たり前とされている白い部分ですが、実は優れた栄養が含まれているのです。
それは「シトルリン」というアミノ酸の一種です。この成分は実に様々な健康効果を持っている優秀な栄養成分なのです。
まずは、血液を拡張する効果があるため「血液サラサラ効果」が期待できます。血液の循環が良くなることで「冷え性」「むくみ」にも効果的ですね。
またシトルリンには疲労の原因物質を除去する効果があります。「疲労回復効果」があるため、夏バテや疲れている時にも嬉しい食べ物なのです。
その他にも老廃物を体の外に出す「デトックス効果」、抗酸化作用による「アンチエイジング効果」まで期待できるのです。
健康な体作り、美肌作りをサポートしてくれる成分なのです。
この優れた栄養成分シトルリンは、スイカに含まれていることで有名です。だから夏の疲れた時や調子が悪い時にスイカを食べると元気が出るのですね。
でも、実はシトルリンはスイカの赤い部分よりも白い部分に含まれているのです。白い部分には、赤い部分の約2倍のシトルリンが入っています。
だからシトルリンの効能を得るためには、白い部分を食べたほうが効果的なのですね。
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スイカの白い部分、普通に食べても美味しくない!オススメレシピは?
スイカの白い部分にはシトルリンという優れた成分が含まれています。ぜひ捨てずに食べましょう。
でも、何の味もしない白い部分をただ食べるのは抵抗があるかもしれませんね。ここで白い部分でも美味しく食べられるレシピをご紹介しましょう。
1つ目は「漬物」です。スイカの白い部分を食べやすい薄切りにしたら、塩、酢、だし、しょうゆと一緒に漬け込みます。
ジップ付保存用袋などにすいかの白い部分と調味料を入れるだけで漬物ができます。市販の漬物の素を使えばさらに簡単に作れますね。
2つ目は「ピクルス」です。
酢に、ニンニク、ローリエ、塩、コショウなどの材料を入れて煮立たせます。ピクルス液が冷めたら、キュウリ、ニンジン、パプリカなどのお好きな野菜を入れていきます。
ここにスイカの白い部分も一緒に入れましょう。爽やかな酸味とカリカリとした食感のある美味しいピクルスが出来上がります。夏バテで食欲がない時でも食べやすいでしょう。
3つ目は「きんぷら」です。
食べやすいように細切りにしたスイカの白い部分を、ごま油で炒め、醤油、砂糖、酒、みりんで味付けします。少し濃いめの味付けにすればご飯のおかずにもなりますよ。
まとめ
スイカと言えば赤くてみずみずしいイメージがあります。赤ければ赤いほど甘くて美味しいですよね。
白い部分に近づくと味も甘みも薄くなってあまり美味しくありません。でも、この白い部分にこそスイカの栄養であるシトルリンという成分が多く含まれています。
だから捨てるのはとてももったいないのです。白い部分は確かに甘みはありませんが、大根やキュウリなどの野菜感覚で食べると良いかもしれませんね。
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