春菊は実は生で食べられる野菜!サラダにオススメなわけとは?

春菊

「春菊ってどうやって食べますか?」

多くの方がすき焼きを連想するのではないでしょうか?よく煮て食べる野菜というイメージがあります。

しかし実は春菊って生で食べたほうが美味しい野菜の可能性があるのをご存知でしょうか?今回は生で食べる春菊の意味について考えてみました。

▶ すき焼きに春菊って必要なの?入っている意味を考えてみた

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春菊は生の方が苦くなくて、香りが豊かで美味しい野菜だった!

春菊

春菊といえば、鍋物やあえ物などで使われますよね。あの独特の野菜の苦みと風味が、大人にとっては癖になる味です。反対に子供の場合は、あの青くささが苦手な場合が多いですよね。

実は春菊は生で食べてみると、苦味が少ない野菜だったりします。春菊の苦味の記事でも書きましたが、加熱をすることで春菊の苦味は増えてしまいます。

しかし生で食べるとその苦味がかなりおさえられてとても食べやすい野菜だったりするのです。

「茎は硬くて食べられない!」

とお思いの方もいると思います。普通に買ってくる春菊は確かに茎が硬くて生のままは食べにくいですが、サラダ用の春菊というのが売っていますのでそれを買うと茎まで食べられます。

普通に売っている春菊の場合は茎は違う料理に活用するのが良い食べ方だと思います。

しゃきしゃきとしてみずみずしく、ハーブのような爽やかな香りがしてサラダの美味しさが引き立ちます。

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加熱することで栄養が逃げてしまう!生の方が栄養価が高い

ポイント女性

春菊は生でサラダにして食べると美味しいと述べましたが、美味しいだけではありません。生の春菊の方が、加熱したものより栄養価が高いのです。

春菊は、美容と健康に必要不可欠なカロチンを豊富に含む野菜です。カロチンの含有量の点から見ると、生で食べるよりも火を通した方がアップします。

ですが、カリウムや鉄、ビタミンCやビタミンB群、葉酸などは、加熱調理すると含有量が減少してしまいます。

カリウムはナトリウムの排出を促して血圧の上昇を抑えます。鉄は貧血の女性が積極的に摂りたい栄養素です、ビタミン類には、美肌効果や老化防止など様々な作用があります。

これらの効能を得たい場合には、春菊を生で食べる方がより効果的でしょう。

生だと春菊のあくが気になる

「春菊ってあくが強い野菜だから生だとあく抜きが出来ない。からだに悪いのでは?」

これって誤解だったりするんです。ほうれん草とかは確かにあくが強いのでアク抜きしないで生で食べると体に悪い可能性がわずかですがあります。

しかし春菊は違います。あくの原因であるシュウ酸はほうれん草のわずか4%しか含まれていません。詳しくは春菊のあく抜きは必要なのかという記事を参考にしてみてください。

オススメな春菊のサラダのレシピは?

考える女性

春菊を使っていろいろなサラダを作ることができます。私のおすすめは、子供が好きなツナを使ったすぐできる簡単なサラダです。

ノンオイルのツナ缶1つと春菊1束とどこの家にでもある調味料だけでできてしまいます。春菊は葉の部分を摘んで、茎は4cm程度の食べやすい長さに切ります。次にドレッシングを作ります。

ドレッシングは、醤油大さじ1杯と酢が大さじ2杯、ごま油を小さじ2杯ボールに入れて混ぜ、最後に塩コショウで味をととのえるだけです。

春菊をボウルに入れて、汁をきったツナ缶と調味料を混ぜれば完成です。ツナのマイルドな味とゴマ油の香りが春菊を食べやすくしてくれるので、野菜の苦手な子供も喜んで食べるサラダです。

春菊はダイエットにも最適!

春菊のカロリーは、100gにつき20kcalと低カロリーなうえに栄養豊富な食材なので、ダイエットの時に積極的に食べたい野菜です。

春菊に含まれる成分のクロロフィルには、体の中の毒素を排出するデトックス作用があります。また、食物繊維も豊富なので便通が良くなり、ダイエット効果が期待できるでしょう。

生でも加熱しても美味しいので、様々な料理に春菊を利用することができます。春菊は、美味しく食べて健康的にダイエットができる優れた食材なのです。

あとがき

あまり生で食べる機会がない春菊ですが、実は生の方が美味しい野菜の可能性があることを知りました。

生のほうが苦味がなくて栄養価が高い。この2つの理由だけで今度春菊をサラダに挑戦してみたいと思えますよね?

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