表面がカリッ、中がふわっとして甘さ控えめの餡子やトロりとしたクリームが絶品の今川焼き。
どこか懐かしくも、無性に食べたくなる日本の和スイーツですよね。
さて、今川焼きによく似ているのがたい焼き。形が違うけれど、生地や中に詰まっている餡子やクリームが同じで「違うのは形だけ?」と感じる方も多くいらっしゃいますよね。
実際、今川焼きとたい焼きは形だけが違う食べ物なのでしょうか?
そこで今回は【今川焼きとたい焼きの違いは形だけなのか?】についてご紹介致します。
▶ 今川焼きと大判焼きと回転焼きは地域によって呼び方が違う?
Sponsored Link
今川焼きとは?
今川焼きとは、江戸時代に今川橋の近くで販売されていた事が名前の由来となっています。
今川焼きは、小麦粉や砂糖、卵、水で作られた生地に餡子やクリームを中に詰めたおやつです。
今川焼には数多くの呼び方が存在し「大判焼き」や「回転焼き」、そして「太鼓まんじゅう」や「あじまん」「御座候」と値域によってあらゆる呼ばれ方があります。
しかし、同じ都道府県であっても複数の呼び方があり、どの呼び方がその地域の呼ばれ方なのか確率できないおやつともなっています。
今川焼きと言えば、餡子やカスタードクリームがスタンダートな味となっていますが、チョコや抹茶、いちごクリームとさまざまな味が楽します。
これまでは「今川焼き=ご年配のおやつ」とイメージされていましたが、沢山の味の登場により、子供から若い世代にも親しまれるおやつとなっています。
Sponsored Link
たい焼きとは?
たい焼きとは、魚の形の鉄板に生地を流し、餡子を挟み焼き上げたおやつです。
たい焼きの体の部分にだけ餡子が入っていると、無性に悲しい気持ちになってしまいますが、尻尾までびっしりと餡子が詰まっていると「美味しいたい焼き屋」と言われる和スイーツです。
しかし、尻尾に餡子が入っていないのには理由があるのです。
それは、尻尾の部分は食べずに捨てていた文化があるのです。尻尾の部分は、食べる為の持ち手であり、捨ててしまっていたのです。
しかし、それは勿体無いと言う事で、尻尾までしっかりと餡子が入るようになったのです。表面はカリッ、そして中はしっとりモチッとした食感が堪りません。
餡子やカスタードクリームが一般的ですが、ピザ風やカレー味といった食事系のたい焼きやバターとザラメをたっぷりと使用したクロワッサンたい焼きと数多くのたい焼きが流通されています。
材料は同じ?違いは形だけなの?
今川焼きもたい焼きも材料が同じで、形だけ違うのか?と感じてしまう方が多いですよね。
まず、今川焼は丸い型で焼かれているので、表面がしっかりと満遍なく焼き上げられていますが、たい焼きはエッジがあるので、少し焼き過ぎている部分があります。
でも、これが香ばしくて美味しさの一つとなりますね。
また、食感も異なります。今川焼きは表面がカリッ、中はフワッとしています。たい焼きは表面がカリッ、中がモチッとしています。
たい焼きにはタピオカ澱粉が使用されている事で、モチッとした食感が楽しめるのです。その為、食感は全く違いますが、味はどちらも似た味わいを感じる事ができますね。
つまり【今川焼きとたい焼きは、形だけでなく使用されている材料が違う】と言えるスイーツなのです。
あとがき
今川焼きとたい焼きは形が違うだけでなく、食感も異なり全く異なるスイーツとなっています。
どちらも、日本を代表するスイーツとなっており、日本を語る上で欠かせない存在ですよね。
▶ 今川焼きと大判焼きと回転焼きは地域によって呼び方が違う?
Sponsored Link
コメントを残す