あなたは、鶏皮を食べる派ですか?それとも、捨ててしまう派ですか?
友人と焼き鳥屋さんに行ったときのことです。
「捨てるはずの鶏皮を食べる人のきが知れない!」
と、友人に言われてしまいました…鶏皮好きの私には、衝撃の発言で。
そんな好き嫌いの分かれる鶏皮。両派の意見を紹介しつつ、実は豊富な栄養価について、また、パリパリで美味しく食べられるコツもお教えします!
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鶏肉の皮を食べる派の意見は?
ただ美味しいからという理由だけではなく、栄養の面からも詳しくご紹介したいと思います。
美味しいから!
先にお話しした焼き鳥に代表されるように、パリパリの食感とジュワーと出てくる脂。大好きな人にとっては、たまらないものがありますよね。
また、煮物に代表されるトロッとした食感も好まれてますよね。コラーゲンが豊富なのが、良く分かります。
栄養豊富だから!
カロリーの高さや脂質の多さばかりに目が行きがちですが、実は非常に栄養価が豊富なのです。
まずは、コラーゲン。骨や関節、内臓、血管を構成する成分の一つで、傷の治りも早くなると言われています。何より、肌の乾燥を防ぎ、肌細胞の活性化に役立つため、女性の味方です!
また、一価不飽和脂肪酸、鶏皮の場合はオレイン酸が豊富で、悪玉コレステロールを下げ、生活習慣病の予防や、適度な脂質を与えてくれることにより、便秘の予防にも役立ちます。
また、ビタミンKは、止血凝固作用があり、骨を丈夫にする効果もあります。ナイアシンは、特にアルコール分解を助けてくれるので、二日酔いの予防になるのです!ビール片手に鶏皮の串を食べるのって、理にかなっているのですね。粘膜や皮膚を健康に保つ効果もあります。
その他、ビタミンB群やパントテン酸、カリウム、リン、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅といった栄養の宝庫です。
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鶏肉の皮を捨てる派の意見は?
鶏皮を食べずに捨ててしまうのは、カロリーの問題と、食の好みの問題に大別されるようですね。
カロリーが高いから!
前章で、鶏皮は栄養価が豊富とお話ししましたが、残念ながら、カロリーが非常に高いのも事実です。
鶏皮のみ 100g中497kcal
ささ身 100g中100kcal
と、大きな違いがあるため、ダイエット中や体を鍛えて筋肉を付けたい人たちには、敬遠されてしまうのも仕方ないかもしれませんね。
その他の理由
ぶよぶよした食感が苦手
鶏皮独特の匂いが苦手
と言った意見が見受けられました。これらは、人の好みなので仕方ありませんが…もしかしたら、次の章でご紹介する調理のコツを試してみたら、新しい発見があるかもしれませんよ!
鶏肉の皮をパリパリで美味しく食べるコツは?
一挙にご紹介します!
<下処理編>
鶏皮を小さめに切り、さっと湯引きして、余計な脂を落とす。
鶏皮と身の間にある黄色い脂肪を包丁で切り落とす。
<調理編>
ソテーのような料理をする場合は、必ず皮目から焼き、出てきた脂は小まめにキッチンペーパーで取り除く。
皮だけ調理する場合は、テフロン加工のフライパンを用いて、弱火でゆっくり焼き、脂を取り除きつつ、両面をしっかりと焼く。
皮目にはちみつを塗り、魚焼きグリルやオーブントースターで脂を落としつつ、焼く。
鶏皮を串に刺して、脂を落としつつ、グリルやオーブントースターで焼く。
鶏皮を、匂い消しの要素が強い生姜のすりおろしと醤油で下味を付け、片栗粉をはたき、唐揚げにする。
どうでしょうか?どのコツも難しいものではありませんよね。しかも、何れも脂を落とすことになるので、気になるカロリーも抑えられます!
その他、鶏皮がパリパリになるわけではありませんが、独特の匂いを取り除く調理法も合わせてご紹介します。
鶏皮を湯がいて細切りし、これまた細切りしたきゅうりとポン酢で合わせて、和え物にする。
鶏皮の脂が落ちて、さっぱりいただけます。是非、お試し下さい!
まとめ
鶏皮を敬遠されてた方も、実は栄養価が豊富なことはお分かりいただけたかと思います。
しかも、気になるカロリーもご紹介したコツを用いれば、軽減することができます。是非、チャレンジして頂けたら嬉しいです。
鶏皮好きの方は、くれぐれも食べ過ぎだけには注意して下さいね。でも、あのパリパリ感やめられないですよね…
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