「ひな祭りになぜはまぐりのお吸い物を食べるの?の?」
そのような質問から子供からされたとき、一瞬「なんでだろ?」って思ってしまいますよね?
子供からの質問をサラっと答えてあげる親をみて子供は羨望の眼差しを向けてくれるかもしれません。
実は私も調べるまではまったく知りませんでした。おせち料理とかも一つ一つの食べ物にきちんとした理由がありますよね。行事ごとのご飯は結構縁起を担ぐこと多いですよね。
ひな祭りにおけるはまぐりの意味だってきっとあるはずだと思ったので、その理由を調べてみました。コレで子供に聞かれても大丈夫です!
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ひな祭りではまぐりのお吸い物が定番な理由
はまぐりに限らず2枚貝は古来日本では女性をあらわしている食べ物として扱われてきました。
そしてはまぐりというのは不思議な貝で、貝を1枚ずつにして他の貝と合わせても絶対に合わさらないという不思議な貝なんです。
はまぐりの貝は合わさるのは必ず対になっていた貝のみ
↓
一生一枚の対の貝しかあわない
↓
一生一人の人を添い遂げる
という連想から「自分の娘がいい相手とめぐりあいますように」という意味があります。
ひな祭りではまぐりのお吸い物を食べる理由っていうのは子供が良い人に巡り合いますようにという親の願いを込めて食べるんですね。
「私の娘を嫁になんてまだ早すぎる!」
と、愛娘の将来を思うと胸がズキっとなるパパさんもいると思いますが、娘の幸せは親の幸せなんですから幸せな将来を願ってあげましょう。
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はまぐりに関する昔の日本のちょっとしたお話
先程、はまぐりの貝は他の貝と合わせても絶対に合わさらないという不思議な貝という特徴を利用して平安時代の日本ではある遊びを嗜んでいました。
『貝覆い』という遊びですね。
どういう遊びかというとはまぐりの貝を1枚ずつに分けてもう1枚の合う貝を探すという遊びです。今で言う神経衰弱のような遊び方をしていたようです。確かに、合う貝は1枚しかないのでこの遊びは成立します。
昔の日本人ははまぐりの特性を知っていて、こういう遊びを興じたんでしょうね。
子供に「あさりとどう違うの?」と聞かれたら?
はまぐりとあさりは確かに似ています。
まあ一番わかり易いのは大きさですね。はまぐりの方が圧倒的に大きいです。
それだけでは納得行かないような顔をされたらあさりの表面はザラザラしているでしょ?はまぐりはツルツルしているんだよ?って教えてあげれば納得するでしょう。
まとめ
子供になんではまぐりを食べるの?という疑問を投げかけられたら・・・
以上でした。
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