時候の挨拶で立夏の候という言葉があります。大事な手紙の書き出しとして使われる言葉ですが、いつ使うかご存知でしょうか?
書き出しには季節を匂わす時候の挨拶が基本なのですが、季節違いの時候の挨拶を使ってはとても恥ずかしい思いをしてしまいます。特に今回紹介する立夏の候って「夏」という言葉が入っているからなおさら間違いやすいです。
立夏の候の意味をきちんと理解しておけば変な時期に使ったりしないでしょう。今回は立夏の候の意味や読み方、使うべき時期などを記事にしていますので確認してみてください。
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立夏の候
読み方は?
コレはあまり悩まないでしょう。立夏の候は『りっかのこう』と読みます。立夏ってそもそも二十四節気の一つであるので、みなさん馴染みがある言葉だとおもうので、聞いたことがない言葉ではありませんよね?
候に関しても「コウ」と普通に音読みをすればいいだけです。変に格好つけてそうろうとか読まないようにすれば問題ありません。
立夏の候の意味は?
立夏って先ほども言いましたが二十四節気の一つです。「立」とつく二十四節気は『立冬』『立春』『立夏』『立秋』と春夏秋冬すべてあります。その季節の始まりを表す言葉なんですよね。
立夏というのは夏の始まりを表します。なので今回の立夏の候は『夏の始まりの季節』という意味の時候の挨拶となります。
立夏の候はいつ使う?
「夏」という言葉がついているから夏につかうというのは間違いなので気をつけてください。二十四節気で立夏とは5月5日か5月6日になります。2016年は5月5日が立夏になりますので、使う時期はその付近なんです。
5月5日からいつまで使うかというと、次の二十四節気の小満まででしょう。2016年の小満が5月20日ですので、時候の挨拶として立夏の候を使うなら5月5日から5月19日までというのが適した使い方です。
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立夏の候を使った例文はどうすればいい?
時候の挨拶ということでどう書けばいいかわからない。そういう人も多いと思いますが、実はそんなに深く考えなくても問題ありません。時候の挨拶の使い方は基本的なテンプレがあります。
時候の挨拶+ご健勝にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。
時候の挨拶+皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんな感じで当てはめれば正直問題ありませんね。しかしコレだと正直味気ないという人は少し季節感を出すようにすると良いと思います。今回は立夏の候ですので・・・。
『立夏の候、若葉が美しい季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。』
みたいな感じでまとめるとどうでしょうか?
立夏の候のまとめ
・立夏の候は『夏の始まりの季節』という意味
・立夏の候が使われる時期は5月5か小満(5/20あたり)まで
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