「霜寒の候という時候の挨拶がありますがいつ使う言葉?」
時候の挨拶を使う上でよく間違えることといえば使う時期を勘違いして使ってしまう事だと思います。
読みてもあまり時候の挨拶の部分は読み飛ばしている人も多いのでさほど問題にはなりませんが、プラスにはなりません。
きちんとしている人に手紙を送る場合こういうミスが「いい加減な人」というレッテルを貼られてしまう要因になるので、間違えないにこしたことはないですね。
今回は霜寒の候の使う時期、意味や読み方などを紹介していきます。
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霜寒の候とは
読み方は?
霜寒の候は「そうかんのこう」と読みます。
これは読めない人も多いと思います。霜という漢字が「ソウ」という音読みを持っていると言うことを知らない人が多いのではないでしょうか?
二十四節気の「霜降」などを知っている人は読めると思いますが、あまり霜をソウと読む単語は思い浮かべられないのではないでしょうか?
この部分さえクリアーできれば読めないことはないと思うのですが。
意味は?
霜寒の候は「霜が降りるくらい寒い季節になりました」という意味になります。
漢字を考えれば難しい事はないと思います。
使う時期は?
霜寒の候の初冬の時期(11/7-12-6)に使うのが適している時候の挨拶です。
霜が降り始める時期というのがいつだろうと考えると結構迷うと思います。二十四節気の霜降(10/23)からでもよいと考える人もいます。
確かに霜降からでも良いかもしれませんが、寒いと感じる時期はやっぱり冬なので、冬から使うのが適しているかなと思い、私なら初冬の時期に使います。
ただ11月になっても南の地方は霜は降りません。そういう場所にいる方に送る手紙の時候の挨拶としては少し季節感が合わないと感じる人も少なくないと思いますので、11月に使える時候の挨拶は下のリンクを参考にしてみてください。
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霜寒の候を使った簡単な文例
- 拝啓 霜寒の候、○○様におかれましてはその後お変わりなくお過ごしのことと存じます
- 拝呈 霜寒の候、貴社にはなお一層のご発展のことと拝察いたしております
- 拝啓 霜寒の候、街の空気も冷えてまいりましたがその後お変わりはございませんか
まとめ
- 霜寒の候は「そうかんのこう」と読みます
- 「霜が降りるぐらい寒い季節になりました」という意味になります
- 使う時期は初冬の期間(11/7-12/6)が適切です
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