『大暑の候という時候の挨拶をきちんと使いたい』
大暑の候を使うにあたって難しい部分があるとしたら使う時期はいつなのかというところでしょう。意味通りに時期を予想すると8月なのですが、実際はもう少し前の季節だったりします。
間違いないように今回は大暑の候に焦点をあてて『読み方』『意味』『使う時期』『簡単な例文』についてまとめてみました。
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大暑の候
読み方はこう読む
大暑の候は『たいしょのこう』と読みます。
読み方に気をつける部分があるとすれば大を「たい」と読むところですね。だいとは読まないように注意しましょう。
候をそうろうと読んでしまう人がたまにいますが、古文でもなんでもないので普通に音読みを心がけましょう。
意味は?
大暑の候の意味は『大暑の季節』という意味になります。でも大暑ってそもそも何?っていう疑問が出てしまいますよね?
大暑とは二十四節気の12番目にあたり一番暑い季節のことを言います。大暑の季節では少し意味が味気ないので少しアレンジを加えるとしたらこうなるでしょう。
大暑の候は『厳しい暑さを感じる季節』という意味です。
使う時期はいつ?
大暑の候を使う時期は大暑~立秋の前日までです。
しかし大暑や立秋がいつなのかわからないとよくわからないですよね?2016年の大暑は7月22日で立秋は8月7日となっています。
大暑の候を使う時期は7月22日~8月6日までが適しているというわけです。
最も暑い季節となるとお盆あたりをイメージしてしまう方もいると思いますが、その季節は暦柄はもう秋という扱いになってしまいます。間違って使わないように気をつけてください。
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大暑の候を使った簡単な例文
個人宛の場合
【改まった言い方をする場合】
大暑の候、◯◯様にはますますご繁栄のご様子とお慶び申し上げます。
大暑の候、皆様におかれましてはなお一層のご活躍のことと存じます。
【親しい人向けの場合】
大暑の候、海や山の恋しい季節となりましたがお元気でいらっしゃいますか。
大暑の候、◯◯様は健やかにお過ごしのことと思います。
企業、団体宛の場合
大暑の候、御社におかれましてはますますのご清祥のことと存じます。
大暑の候、皆様には一段とご隆盛のことと大慶至極に存じます。
まとめ
- 大暑の候は『たいしょのこう』と読む
- 厳しい暑さを感じる季節という意味
- 使う時期は7月22日~8月6日までが適している
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