セメントといえば工事現場とかで使っているのを見たことがあると思います。
固まるとカチカチになって壁とかに使われる材質というのが一般人のセメントに対する認識でしょう。
そんなセメントに何故か記念日があるのをご存知でしょうか?
今回は、セメントの日の由来、コンクリートとセメントの違いや、セメントにまつわる地名に関して記事にしていきたいと思います。
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セメントの日が出来たきっかけって何?
記念日あるあるの語呂合わせが関係しているのかもしれません。
セメントの日は5月19日ですから・・・うーんとても語呂合わせでセメントという言葉は連想されませんでした。
だとするとよくある記念日パターン2に当てはめると『初めてセメントが出来た日』みたいな感じでしょうか?
日本に初めてセメントが来たのはいつ?
日本で初めてセメントというものが輸入されたのは幕末にフランス製のポルトランドセメントだったと言われています。
確かに江戸時代とかの歴史を見ていてセメントを使っているものってないですよね?建物はほとんど木でしたし・・・。
しかしこのポルトランドセメントが初めて日本に来た日がセメントの日というわけではないようです。
日本で初めてセメントが製造された日が5月19日!
初めて作られたのが1875年に深川セメント製造所で宇都宮三郎さんがポルトランドセメントの製造に成功します。
その日が5月19日だったようです。
輸入しかなかったセメントが「初めて日本人の手で作ることに成功した。少しずつ文明が開花していく情景が思い浮かぶ事が出来ますね。
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コンクリートとセメントの違いって何?
セメントとコンクリートって私達結構同じ意味合いで使っていませんか?実は違うものだったりするのをご存知でしょうか?
コンクリートってセメントと砂利や砂などを適当な割合で混ぜあわせたモノなんです。セメントが原料でそれに色々なモノを加えてコンクリートを作っていたのです。
そんなコンクリートですが、昨今では建造物には欠かせないですよね?ビルとか家だってコンクリートを使っている家が多いです。
しかも家だけではなく、有名な大船観音とかも実はセメント建造物だったということは私は知りませんでした。
大船と言えば私の実家がある近く。地元に住んでいて大船観音って知っているのに、コンクリートで作られた像だとは・・・。
日本にはセメント町が幾つもあるという不思議
日本には不思議な地名って結構多いですが、セメント町というちょっと変わった名前の地名があります。
どの場所もセメント工場が近くにあったという理由で付けられているのですがまとめてみました。
小野田セメント(現:太平洋セメント)の創業の地というところから命名
【大分県津久見市セメント町】
太平洋セメントの工場があることが命名の由来
【神奈川県川崎市川崎区セメント通り】
太平洋セメントの前身の一つである浅野セメント工場があったことが命名の由来
変な名前の地名は他にもありますが、セメント町というおかしな名前の地名が複数あることには驚きました。
まとめ
- セメントの日は5月19日
- セメントの日の由来は日本で初めてセメントが作られた日だから
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