揚げ物ってみんな大好きですよね。から揚げや天ぷら、トンカツ等ご家庭でも調理する事が多いメニューですよね。
そんな揚げ物を作る際に大きいな悩みとなってしまうのが油はねです。コンロ周りは油でギトギトになってしまうし、何よりヤケドの原因ともなってしまいます。
そんな油跳ねが何故起こるのかご存知でしょうか。今回は揚げ物を作る時に起こってしまう、油跳ねの原因と対策についてご紹介していきます。
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何で油はねが起きるの?
揚げ物はみんな大好きですけど、「油はねするから作りたくない」なんて主婦の方は多いですよね。そもそも何故油はねが起こるのか知っていらっしゃいますか。
それは水分です。
揚げ物に使用する鍋やフライパンに付着している水分や食材に含まれている水分による爆発が油はねの原因となります。
これは水と油の沸点の違いに理由が隠されているのです。水の沸点は100℃で油の沸点は200℃となっています。
油よりも水の方が先に沸点に到達すると、水蒸気となります。しかし、油の中での水蒸気は逃げ場がない状態となってしまいます。
逃げ場を失った水蒸気が膨張し、爆発する事で油はねとなってしまうのです。
油はねのおすすめの対策は?
油はねは汚れやヤケドの原因となってしまう為、起こって欲しくない現象です。そんな油はねの対策は沢山あります。
まずは使用する道具の水気をしっかりと拭き取る事です。ほんのわずかな水気が付着していても、油跳ねの原因となります。
そして食材の水気もしっかりと7拭き取る事です。下処理時にキッチンペーパーでしっかりと拭き取り揚げる事で、油はねを減少させる事が出来ます。
また天ぷら用鍋で揚げる事がおススメとなります。天ぷら用鍋は揚げ物専用の鍋となっており、油はねが起こり難い作りとなっています。
置き場所に困るなんて方もいらっしゃいますが、フライパン等で揚げるよりも油はねを減少させる事が出来ます。
天ぷら用鍋を用意出来ない方であればステンレスネットもおススメとなります。ステンレスネットは油はねを防止させる専用のネットです。
油は通さず水蒸気だけを通す構造となっており、フライパン等で揚げ物を行う際に便利なアイテムです。
使用する道具より少しだけ大きいステンレスネットを購入するとよいです。あまりにも大きすぎると火に当たってしまい焦げの原因となります。
蓋をする方法もある?
食材を油に入れたら蓋をするなんて方法もあります。この方法は蓋をする為、油はね自体は防ぐ事は出来ます。
しかし、蓋の裏には沢山の水気が付着してしまいます。この水気が油に落ちてしまうと、より油跳ねの原因となるので、注意が必要となります。
あとがき
揚げ物の調理で悩みとなってしまう油はね。水が原因で起こってしまう油はねは水分をしっかりと拭き取ったりする事で、減少させることが出来ます。
油はね対策も数多くありますので、揚げ物を作る際に是非参考にされてみては如何でしょうか。
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