春の七草の一つとしても知られる「すずな」を「かぶ」という事をご存知な方も多いですよね。
さて、かぶは煮物や漬物とさまざまな調理法によって食されていますが、葉の部分を捨てている方がいらっしゃいますよね。
実はかぶの葉は多くの栄養が含まれている部分なのですよ。
今回は【かぶの葉に含まれている栄養とは?】【かぶの葉には毒はないのか?】についてご紹介します。
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かぶの葉って食べられるの?
かぶの実の部分を調理する為に葉の部分は捨てているかたが多くいらっしゃいます。ほとんどの方は「食べるができない部分」と思っていらっしゃいます。
しかし、かぶの葉は「食べる事ができる部分」なのです。大根の葉っぱを「菜っ葉」として食べているかたが多くいらっしゃいますよね。
かぶの葉っぱもさまざまな調理法によって食べる事ができるのです。
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かぶの葉の方が根よりも栄養価が高い?期待できる効能は?
かぶの葉は食べる事ができるというだけでなく、優れた栄養が豊富な場所でもあるのです。その栄養価は、なんと普段食べている根の部分よりも高いと言われています。
そんなかぶの葉と根の部分に含まれている栄養価を比較してみたいと思います。
ビタミンC
かぶはビタミンCがたっぷりと含まれている食材の一つです。ビタミンCは免疫力アップや美肌効果に欠かせない成分です。
ビタミンCは葉にも根にも含まれています【葉の部分は100gあたり82㎎】【根の部分は100㎎あたり19㎎】です。
カリウム
カリウムには体内中の塩分を排出させる効果があり、浮腫みや高血圧予防が期待できます。【葉の部分は100gあたり330㎎】【根の部分は100gあたり280㎎】です。
食物繊維
腸内環境を整えたり、便秘の解消、ダイエット効果とさまざまな効果が期待できる食物繊維がかぶにはたっぷりと含まれているのです。
【葉の部分は100gあたり2.9g】【根の部分は100gあたり1.5g】含まれています。
カルシウム
骨や歯の健康に欠かす事が出来ないカルシウムが豊富な食材なのです。【葉の部分は100gあたり250㎎】【根の部分は100gあたり25㎎】含まれています。
鉄分
貧血になり易い方に積極的に摂取してほしい成分ですね。【葉の部分は100gあたり2.1㎎】【根の部分は100gあたり0.2㎎】含まれています。
かぶの葉は根の部分よりも栄養成分がたっぷりと含まれている部分なのです。この他にも根の部分には含まれていない成分がたっぷりで、栄養豊富部分なのです。
かぶの葉って毒性はないの?
かぶの葉には多くの栄養が含まれている事を初めて知った方も多いと思われますが、「毒性はないの?」という不安を感じる方もいらっしゃいますよね。
【かぶの葉には毒性はありません】。ただ、かぶの葉を食べると苦味を感じる事がありますが、これは灰汁が含まれている事で感じられます。
苦味が苦手な方は灰汁抜きを行ってから食べるとよいですね。
あとがき
かぶの葉って根よりも栄養が豊富な部分となっているのです。萎れたりしていなければ、捨てずにさまざまな調理法で味わって頂きたい部分ですね。
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