日本人だけでなく、外国人も大好きなお寿司。中でも脂が乗り、コリコリとした食感が魅力的な「縁側」を頼まれる方も多くいらっしゃいますよね。
でもどうして「縁側」と呼ばれるのか?不思議に感じてしまいますよね。
そこで今回は【ヒラメの縁側とはどこの部位なのか?】【カレイにも縁側がある事をご存知?】についてご紹介致します。
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ヒラメの縁側って部位的にはどこなの?
噛むほどに溢れ出る旨味と脂、そしてコリコリとした食感がクセになる縁側。でも、ヒラメの縁側ってどこの部分なのか知らない方が多くいらっしゃいますよね。
縁側は背鰭(せびれ)や臀鰭(しりびれ)を動かす筋肉となっています。つまり、ヒラメが海中で泳ぐ為に欠かす事ができない部分となっており、この部分に筋肉量が多くあります。
何で縁側って呼ばれているの?
皆さん普通に「縁側」と呼んでいますが、どうして縁側と呼ばれているのか不思議に感じませんか。それは名前の通り、家の軒下にある「縁側」に形が似ているからです。
近年では、和風な住宅はほとんど観かける事ができなくなり、縁側を設置している住宅も少なくなりましたよね。
しかし、昭和時代にはどの家にも縁側がありました。この住宅の縁側にそっくりという事で「縁側」なのです。
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実はカレイにも縁側がある!美味しいの?
縁側と言えば「ヒラメ」ですよね。しかし、カレイにも縁側がある事をご存知でしょうか。カレイにもヒラメと同じように背鰭(せびれ)や臀鰭(しりびれ)があり、大変美味な味わいです。
何でヒラメの縁側ってお寿司だと値段が高いの?
ヒラメの縁側ってお寿司だと値段が高いのです。お寿司屋さんによって価格は異なりますが、1貫300円程となり、高めのお値段となります。
どうしてヒラメの縁側が高いのかと言えば、ヒラメ1匹から僅か4貫分しか取れない為です。背鰭(せびれ)や臀鰭(しりびれ)から2枚ずつ、全部で4貫分なので、高級品とも言えるのです。
え?回転寿司の縁側って凄く安いけれど理由は?
今や回転ずしと言えば「一皿100円」が常識ともなっています。そんな手頃な価格で美味しいお寿司が食べられる回転寿司でも縁側は100円で楽しめますよね。
そして、縁側が100円で食べられるのでしょうか?それはヒラメの縁側ではなく、カラスガレイと言った魚の縁側が代用されているからです。
カラスガレイは日本だけでなく、世界各国で大量に漁獲できるカレイとなっています。その為、縁側も大量に取る事ができ、安価な値段で食べる事ができるのです。
またヒラメの縁側よりも脂が乗り、コクを感じる事ができるとして多くの回転寿司チェーン店ではカラスガレイの縁側が使用されている傾向にあります。
あとがき
縁側は背鰭(せびれ)や臀鰭(しりびれ)筋肉となっている事で、コリコリとした食感を楽しむ事ができるのです。
そして普段回転寿司で食べている縁側の多くが、ヒラメではなくカラスガレイといった魚の代用品なのです。ヒラメの縁側でなくても、「美味しい」として多くの方から親しまれていますね。
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