アカカマスとヤマトカマスの違いと見分け方は?他にも種類がいる?

カマス

カマスはファンも多くいらっしゃる魚の一つですよね。

さて、カマスは夏と冬の2回旬を味わえる魚となっていますが、それは「アカカマス」と「ヤマトカマス」という旬の異なる2種類のカマスがいる事で堪能できるのです。

そんなアカカマスとヤマトカマスの違いや見分け方をご存知でしょうか。

そこで今回は【アカカマスとヤマトカマスの違いや見分け方とは?】【カマスには他の種類もいるの?】についてご紹介します。

▶ カマスの旬が夏と冬にある理由は2種類のカマスがいるため?

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アカカマスとは?

ポイント

アカカマスは別名「本カマス」とも呼ばれているカマスです。6~8月の夏が旬を迎えるカマスとなっています。

ヤマトカマスとは?

ポイント

ヤマトカマスは別名「ミズカマス」と呼ばれているカマスです。11~12月の僅かな期間が旬を迎えるカマスです。

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アカカマスとヤマトカマスの違いは?

アカカマスとヤマトカマス

出典:http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/suisan/chiho_kikan/matsue_suisan/shun/kamasu.html

一般的にカマスと呼ばれる物には「アカカマス」と「ヤマトカマス」がおりまますが、違いはあるのか気に掛かりますよね。

味などの特徴の違いは?

アカカマスは脂がたっぷりと乗った肉質となっています。旨味が凝縮されており、高級料亭や寿司屋でも大変重宝されているカマスです。

この旨味を存分に味わえる刺身や塩焼き、唐揚げや煮つけとさまざまな料理で堪能する事ができます。

ヤマトカマスは、アカカマスにに比べ、肉質に水分量が多く含まれています。その為。刺身や塩焼きには不向きに肉質となっています。

そんな事もあり、アカカマスよりも安価となっており、スーパー等で観かけるカマスの多くがヤマトカマスとなっています。

肉質に多くの水分が含まれているので、干物にすると旨味が凝縮され、美味しく味わえます。

旬の時期の違いは?

アカカマスは6~8月の夏が旬となっています。ヤマトカマスは、11~12月の冬が旬となっています。

アカカマスとヤマトカマスの見分け方は?

アカカマスとヤマトカマスは背びれと腹びれの位置が異なります。アカカマスは背びれと腹びれの位置がズレています。

しかし、ヤマトカマスは背びれと腹びれの位置が同じ位置になります。また大きさは、アカカマスの方が大きい傾向があります。

日本に生息しているカマスの種類は3種類!

3を指す女性

一般的にカマスと呼ばれる物はアカカマスとヤマトカマスですが、実はあと1種類いるのです。

オニカマスは危険?

オニカマスは、カマスの中でも最も大きいサイズのカマスです。しかも、シガテラ毒という毒素を持っており、この毒素は加熱しても分解されません。

嘔吐や吐き気、腹痛、めまいと多くの症状を引き起こす為、オニカマス自体の販売自体が禁止されています。

釣りを趣味とされている方は、見慣れないカマスを釣った場合には注意が必要となります。

さらに人を襲う凶暴性もあり「生きる魚雷」とも呼ばれており、世界各国で多くの方が被害に遭われています。

あとがき

アカカマスとヤマトカマスは背びれと腹びれの位置を観ると見分ける事ができます。

カマスには、獰猛で毒素を持ったオニカマスという種類もいるので、見慣れないカマスは要注意ですね。

▶ カマスは日持ちする?オススメの保存方法は?

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