食材の中には味や見た目が似ている物が沢山ありますよね。
「ブロッコリーとカリフラワー」もその一つですが、見た目が違うだけの食材と思っている方が多いですよね。
そこで今回は【ブロッコリーとカリフラワーの味の違いとは?】【栄養価はどっちが高いのか?】についてご紹介します。
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ブロッコリーとは?
ブロッコリーは、キャベツの一種でアブラナ科アブラナ属の植物です。普段私たちが食べている部分は、花の部分となっています。
ブロッコリーはイタリアで品種改良が行われ、現在食べている形に変化したと言われています。
ブロッコリーの語源はイタリア語の「 brocco(茎)」からラテン語の「brocchus(出っ歯、突起」)からきています。
日本では、1980年頃に栽培流通が拡大し、現在では食卓でもお馴染みの食材となっています。
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カリフラワーとは?
カリフラワーは、キャベツの一種でアブラナ科アブラナ属の植物です。
カリフラワーがどのようにして誕生したのか、解明されていませんが、イタリアやフランスにおいては15世紀で栽培が行われ、16世紀にはヨーロッパ中で栽培が行われていました。
カリフラワーは食用だけでなく、鑑賞用としても扱われていますが、日本へ導入された明治期には全く人気の無い食材となっていました。
しかし、昭和30年頃に進駐軍向けの食材として品種改良されると、食用として一気に広まったのです。
ブロッコリーとカリフラワーの違いは?
ブロッコリーとカリフラワー味はどう違う?
ブロッコリーの味は青菜系の味がします。食感はとても柔らかく、口の中で花の部分が解けるような感じを楽しめます。
カリフラワーは程良い固さがあるので、サクサクとした食感が楽しめます。味はキャベツのような味わいを楽しめます。
ブロッコリーとカリフラワー栄養価はどう違う?
ブロッコリーには免疫力アップや美肌効果抜群のビタミンCが含まれています。さらに女性や妊婦さんにとっては積極的に摂取して欲しい葉酸もたっぷりと含まれています。
また、食物繊維やカリウム、ビタミン類と多くの栄養が含まれています。
カリフラワーにはビタミンCが含まれていますが、カリフラワーのビタミンCは水に溶けにくい性質があり、しっかりとビタミンCを摂取する事ができます。
さらに、カリウムやカルシウムといった多くの栄養素が含まれています。
ブロッコリーやカリフラワーの親戚、ロマネスコという野菜をご存知ですか?
ブロッコリーとカリフラワーは、とても似ている食材ですよね。しかし、これらの親戚とも言える「ロマネスコ」という野菜をご存知でしょうか。
近年、スーパー等でも観かける事ができるようになったロマネスコは、一体どのような野菜なのでしょうか。
あとがき
ブロッコリーとカリフラワーはどちらもキャベツの派生の食材となっていますが、味や食感、栄養が全く異なっています。
「どっちの方が栄養価が高いのか?」という事が気に掛かりますが、どちらも優れた栄養を持ち合わせているので、積極的に味わって欲しい食材となっています。
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