「カリフラワーは何色?」と聞かれると「白色」と答える方が多いと思われます。しかし、カリフラワーには紫色の種類がある事をご存知でしょうか。
そこで今回は【紫色のカリフラワーとは?】【茹でると青くなるって本当?】についてご紹介致します。
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紫カリフラワーとは?
紫色のカリフラワーには、「バイオレットクイン」、「パープルフラワー」、「紫雲」といった種類があります。
これらの紫色のカリフラワーは、なかなかスーパーでは観かける事はありませんが、青果店や市場で購入する事ができます。
また、紫色の色合いの美しさが魅力的で、家庭菜園を趣味とされている方から人気の高い種類ともなっています。
栄養価は普通のカリフラワーと違うの?
紫色のカリフラワーは白い色のカリフラワーと栄養価が気になる方も多いですよね。
まずカリフラワーと言えば、ビタミンCが多く含まれている食材ですが、紫色のカリフラワーにも多く含まれています。
また浮腫みの改善や高血圧予防に効果的なカリウムも多く含まれています。
しかし紫色のカリフラワーにしか含まれていない成分もあります。まずは、ポリフェノールです。紫色の色素はポリフェノールの一種であるアントシアニンの色素です。
アントシアニンには眼精疲労軽減や血液循環の促進、免疫力のアップと美容・健康面に大きな効果が期待できます。
さらに「メチルアリルトリスルフィド」という強い抗酸化作用を持った成分が含まれており、体の酸化予防に効果的です。
また「グルコシノレート」という成分が含まれ、肌の老化を進める物質の分解力に優れています。
何で茹でると青くなるの?
紫色のカリフラワーは茹でると青く変色します。そうして、茹でると紫色が青色に変化するのか不思議に感じてしまいますよね。
これは、紫色のカリフラワーに含まれているポリフェノールの一種アントシアニンが茹でられ、空気に触れる事で酸化し変色するのです。
青い食物って何か食欲が沸かない人もいそう
青いブロッコリーって食欲が沸かない人も多いですよね。でも青く変色するという事は、ポリフェノールあ多く含まれているとも言えるのです。
茹でた後に酢などにつけると赤くなる?
青く変色したカリフラワーに酢を付けると赤く変色します。これは酢はアルカリ性となっている事で、酸性となっているカリフラワーに反応するのです。
酢が含まれているマヨネーズやドレッシングをかけると赤く変色するので、この色の移り変わりを楽しむのも良いかも知れませんね。
マヨネーズをかけると酢に反応してカラフルになる?
紫色のブロッコリーは茹でると青色、茹でた後に酢が含まれてるマヨネーズ等を掛けると赤色に変色します。
つまり同じ食材であっても、生食の紫色、茹でた青色、マヨネーズやドレッシングを掛けた赤色とさまざまな色見を楽しむ事ができます。
あとがき
紫色のカリフラワーにはさまざまな種類がありますが、どれも茹で上げると青色に変色します。
ちょっと、食欲が沸かない色合いと感じる方もいらっしゃいますが、ポリフェノールがたっぷりと含まれているので、積極的に食べて欲しい食材です。
また、酢が含まれている調味料を掛けると赤色にも変色するので、とても不思議なカリフラワーですよね。
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