イタリア料理などに使われることが多いおしゃれなハーブ、ルッコラ。
ピザにのっていたり、サラダに混ざっていることもありますね。苦味とスパイシーな味、そしてゴマのような独特の香りが特徴的です。
そしてこのルッコラには驚くべき効能があるのです。栄養価の高いことで知られている食材でもあるのです。
でも食べすぎると体に良くないとも言われています。ここではルッコラの栄養についてご紹介していきましょう。
ルッコラをサラダ以外の食べ方でおすすめなレシピを紹介!Sponsored Link
ルッコラの栄養と効能について
ルッコラの栄養価は?
生のルッコラ100gあたりの成分を見ていきましょう。
- 水分 92.7g
- たんぱく質 1.9g
- 脂質 0.4g
- 炭水化物 3.1g
- 灰分 1.5g
- 飽和脂肪酸 0.05g
- 不飽和脂肪酸 0.08g
- 食物繊維 2.6g
- カロテン 3600μg
- ビタミンE 1.4mg
- ビタミンK 210μg
- ビタミンB1 0.06mg
- ビタミンB2 0.17mg
- ナイアシン 0.5mg
- ビタミンB6 0.11mg
- 葉酸 170μg
- パントテン酸 0.55mg
- ビタミンC 66mg
- ナトリウム 14g
- カリウム 480mg
- カルシウム 170mg
- マグネシウム 46mg
- リン 40mg
- 鉄 1.6mg
ルッコラを食べることで期待できる効能は?
抗酸化作用
人の体は年齢とともに酸化していきます。つまり錆びついていくのです。
老化していくことですね。体力や視力が低下したり、物忘れがひどくなることもあるでしょう。お肌もハリツヤがなくなりシワやたるみが多くなります。
ビタミンE、ビタミンC、βカロテンにはこの老化を防ぐ抗酸化作用があります。体もお肌も若々しく維持してくれるでしょう。
デトックス効果
カリウムには塩分排出や利尿効果などがあります。また食物繊維も豊富に含まれていることから腸内環境を整えてくれます。
体の中の余分なもの、悪いものを排出してくれるデトックス効果があるのですね。むくみ解消、便秘解消が期待できるでしょう。
生活習慣病予防
ルッコラに含まれる「グルコシノレート」は抗がん作用があることで知られています。さらにビタミンC、βカロテンにもがん抑制作用があるとされています。
また、ビタミンC、ビタミンE、βカロテンはコレステロール値を下げる効果もあります。
さらにカルシウムとビタミンKが含まれていることから、骨粗しょう症予防も期待できるのです。
様々な生活習慣病を防いでくれる健康効果抜群の野菜ですね。
美肌効果
ルッコラは美肌効果のあるハーブとしても有名です。あのクレオパトラも好んで食べていたんだとか。
ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、βカロテンなど美肌効果に優れた成分がたっぷり入っているのです。
さらにルッコラに含まれる「アリルイソチオシアネート」は、年齢とともに起きる皮膚の衰えを防いでくれる効果があります。
エイジングケア効果が期待できるのが嬉しいですね。
Sponsored Link
ルッコラって食べ過ぎると体に悪いの?
健康効果、美肌効果抜群のルッコラですが食べすぎると体に悪いとも言われています。
その理由はルッコラは硝酸塩の濃度が高いからです。ほうれん草、サラダ菜、ルッコラは硝酸塩濃度が高いことで知られています。
硝酸塩とは、自然界に分布しているもので植物は根っこから吸収しているのです。
硝酸塩は人の体に摂取されて亜硝酸塩に変化すると、発がん成分の生成に関わるなどのおそれがあることが指摘されています。
しかし、農林水産省の発表によると、通常摂取する程度では人体に有害はないとしています。
1日にどれぐらい食べるのが適量なの?
そのため日本ではルッコラの1日の摂取量を決めていないのですが、EUでは1日50gという摂取量を設定していました。
ルッコラ1枚の重さは約3gです。1日16枚以上のルッコラを食べ続けることはまずないので、心配する必要はないですね。
ルッコラの栄養と食べ過ぎに関するまとめ
ピザやパスタのトッピングとして知られるルッコラですが、実はすごい効果効能を持つスーパーフードなのです。
彩りや香りづけだけでなく、体にも嬉しい野菜なのですね。食べ過ぎは良くありませんが、適度に摂り入れて健康効果、美容効果に期待したいですね。
ルッコラって英語で何ていうの?そもそも何語? ルッコラって旬の時期はいつ?美味しいレシピは?Sponsored Link
コメントを残す