冷奴やそうめんなど、夏のごちそうに欠かせないみょうが。爽やかな香りと刺激的な苦味が美味しいですよね。
食卓の上ではいつも脇役のみょうがですが、実は栄養豊富で効能も凄いのです。みょうがの栄養価の高さを知ると、もっとみょうがを食べたくなるはずです。
でも食べ過ぎには注意が必要とも言われているんです。詳しくご説明していきましょう。
みょうがの保存期間は?日持ちさせるコツは調理する?Sponsored Link
みょうがの栄養と期待される効能は?
みょうがに含まれている栄養は?
まず、みょうが100gに含まれている栄養についてみていきましょう。
- 炭水化物 2.6 g
- 食物繊維 2.1 g
- 脂肪 0.1 g
- タンパク質 0.9 g
- ビタミンA相当量 3 μg
- βカロテン 27 μg
- チアミン (B1) 0.05 mg
- リボフラビン (B2) 0.05 mg
- ナイアシン (B3) 0.4 mg
- パントテン酸 (B5) 0.20 mg
- ビタミンB6 0.07 mg
- 葉酸 (B9) 25 μg
- ビタミンC 2 mg
- ビタミンE 0.1 mg
- ビタミンK 20 μg
- ナトリウム 1 mg
- カリウム 210 mg
- カルシウム 25 mg
- マグネシウム 30 mg
- リン 12 mg
- 鉄分 0.5 mg
- 亜鉛 0.4 mg
- 銅 0.05 mg
- セレン 1 μg
- 水分 95.6 g
- 水溶性食物繊維 0.4 g
- 不溶性食物繊維 1.7 g
- ビオチン 1.1 µg
みょうがを食べて期待させる効能は?
みょうがには豊富な栄養価が含まれているため、多くの効能が期待できます。注目したい栄養成分は「αピネン」「カリウム」「ビタミンC」「葉酸」です。
「αピネン」とは、みょうがの香り成分。みょうがの爽やかな香りには様々な健康効果があるのです。まず頭をスッキリさせたり、ストレスを緩和する効果があります。
さらに血行を良くする効果も優れています。消化を促進する効果もあるため、胃液の分泌を活発にして食欲低下を防いでくれるのです。だから夏バテ防止に良いとされているのですね。
さらに発汗を促すことでデトックス効果もあります。
「カリウム」も体内の塩分を排出するデトックス効果があります。これにより高血圧やむくみを防いでくれます。
「ビタミンC」は美肌効果で知られていますよね。抗酸化作用があるので、老化防止にも効果的です。
「葉酸」は、妊婦さんが積極的に摂るべき栄養として知られていますよね。葉酸を摂ることで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを軽減することができるからです。
貧血予防や細胞の生まれ変わりをサポートする大切な栄養成分です。
このように、みょうがには様々な健康効果が詰まっているのです。さらにみょうがは95.6%が水分ということで、夏の水分補給としても役立ちます。
積極的に摂り入れていきたい食材ですね。
Sponsored Link
みょうがを食べすぎると体にどんな弊害がある?
下痢をする?
非常に体に良いみょうがですが、食べすぎると下痢になる場合があります。
みょうがには不溶性食物繊維が含まれています。不溶性植物繊維は、通常であれば腸壁を刺激して健全な排便を促してくれるものです。
しかし、胃腸が弱い方や普段から下痢をしやすい方は、食べすぎると下痢になることがあります。美味しくても、食べ過ぎには注意したいですね。
物忘れがひどくなる?
みょうがを食べすぎると物忘れがひどくなるとも言われています。これは本当なのでしょうか。詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね。
みょうがを食べると物忘れが酷くなる!ぼけるって本当なの?妊婦が食べ過ぎるのは良くない
みょうがには葉酸のほか、妊婦さんに嬉しい栄養がたくさん入っています。しかし、体に良いからと思い食べすぎるのは良くありません。
みょうがには体を冷やす効果があるからです。夏の暑い時には嬉しい効果なのですが、妊婦さんは体を冷やさないことが大切なので、食べすぎないようにしてくださいね。
まとめ
そうめんや冷奴、お刺身と一緒に添えられているみょうが。あまりメインで食べることはありませんが、みょうがの苦味や香りが加わることで、料理が一層美味しくなりますよね。
そんなみょうがはデトックス効果、老化防止効果、ストレス緩和や食欲増進効果など、実に多くの効能がある栄養満点の食材なのです。
でも食べすぎると下痢や体を冷やすことになってしまうので注意してくださいね。
みょうがを漢字で書くと?実は複数あるって本当? みょうがが苦手な人は多い?嫌いな原因と克服おすすめレシピは?
Sponsored Link
コメントを残す