古くから日本人に愛されてきた梅干し。長期保存ができるだけでなく、優れた健康効果もあります。
「梅干しを1日1個食べていれば医者いらず」と言われるほど、体に良い食べ物です。そんな梅干しを愛犬や愛猫にも食べさせたいと思う方は多いでしょう。
でも、そもそも梅干しは犬や猫に食べさせても大丈夫なのでしょうか?調べてみたいと思います。
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梅干しを犬に食べさせるのはOK派とNG派がいる!
OK派の意見
人間の健康維持のために効果的な梅干しは、もちろん犬にも効果的です。毎日の愛犬の健康のためにその効能を取り入れてあげたいというのがOK派の意見です。
梅干しに含まれているクエン酸やポリフェノールは、疲労回復や殺菌効果に優れています。さらに腸内環境を整える効果もあるので、便秘気味の愛犬にも嬉しい食材ですね。
梅干しは犬にとって塩分が多すぎると言われていますが少量であれば大丈夫、さらに種をとって与えれば安全という意見があります。
NG派の意見
NG派の意見としては「種」と「塩分」です。
梅干しの種は大きなものなので、誤って飲み込んで喉に詰まらせてしまう心配があります。さらに喉に詰まらなくても消化器官に詰まってしまう可能性もあります。最悪の場合、命を落とす危険もあるのです。
また、梅干しは非常に塩分が高いため犬や猫には与えたくないという意見も多いですね。
健康効果があっても、塩分を取り過ぎると腎臓に負担をかけることになってしまいます。だからわざわざ梅干しを食べさせる必要はないという意見です。
私の意見は
OK派の意見も、NG派の意見も納得の理由ですね。梅干しは犬の健康のためになる効能もありますが、種を飲み込んでしまったり、塩分の摂り過ぎになるのは避けたいところです。
私の意見としてはOK派の意見のように、種をとった状態で少量であれば問題ないと思います。犬の大きさによりますが、1日半分~1個の量を与えるようにしましょう。それ以上は塩分の摂り過ぎになります。
食べさせる時には、そのまま梅干しだけ与えるのではなく、茹でたじゃがいもやにんじんなどと一緒にしてあげると良いでしょう。酸味が和らいで食べやすくなります。
しかし、犬によっては梅干しの味を嫌がることも多いです。その場合には、無理に与える必等はないと思います。
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梅干しを猫に食べさせても大丈夫?
梅干しは、猫にとっても健康効果があります。だから愛猫に梅干しを食べさせたい方もいるでしょう。
猫は酸味の強いものは嫌いなことが多いですが、市販の梅干しはカツオや昆布の風味がついているので、梅干し好きになる猫は結構いるようです。
しかし、問題は犬と同じように種の誤飲です。特に猫は好奇心旺盛なので、梅干し好きになってしまうと、いつのまにか食卓にあった梅干しを食べてしまった…ということも少なくありません。
小腸や大腸に詰まってしまい開腹手術をしたケースもあります。梅干しを与える時には、しっかり種をとること、猫が届くところに梅干しを置いて置かないように注意したいですね。
また、猫にとっても梅干しは塩分が高いです。1日半分以上は食べさせないようにしてくださいね。
まとめ
人間にとって美味しいもの、体に良いものは、愛犬や愛猫にも食べさせたくなるものです。
でも、人間には危険がないものでも犬や猫には危険な場合もあります。梅干しも、人間は種を飲み込んでしまう心配はまずありませんが、犬や猫はすぐに種を飲み込んでしまうでしょう。
また非常に塩分が高いのも懸念されます。犬や猫は人間のように汗をかかないので、塩分の摂り過ぎは体に負担になるのです。
犬や猫に絶対与えてダメなものではありませんが、「種を取る」「与えすぎない」ことに注意したいですね。
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