暑い夏に食べると絶品のそうめんですが、いただきものや去年の残りなどがたまってしまうと、ひと夏で食べきれないことが多いですよね。
また、日持ちするイメージが強いので、そのまま放置してしまい賞味期限が切れてしまうことも少なくありません。
ここでは、そんなそうめんの正しい保存方法についてご紹介したいと思います。実は古いほど美味しいそうめんまであるのです。詳しくご説明していきましょう。
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そうめんの保存方法と保存期間について
常温保存だと?
そうめんは長期保存ができる食材です。賞味期限は2~3年が一般的です。しかし商品ごとに異なるので、記載されててる賞味期限を参考にしてくださいね。
もちろん常温保存することができます。しかし、どこでもOKというわけではありません。直射日光を避け、風通しの良い場所に保存することが条件です。
床下収納に保存する方もいますが、風通しが悪いのでおすすめできません。通気性のある棚などに保存するようにしてくださいね。
開封したそうめんは、ビニール袋やタッパーなどに入れて密封して保存するようにしましょう。
冷蔵保存だと?
そうめんなどの乾麺は常温保存することを考えて作られているのですが、暑すぎる場所で保存してしまうとカビが発生することもあります。
そんな暑い時期には冷蔵庫保存がおすすめです。乾燥を防ぐためにビニール袋やタッパーなどに入れて冷蔵庫の中に入れておきましょう。
冷蔵庫に入れて置く時に注意することが一点あります。そうめんは、においがつきやすいため、においが強いものと一緒に置くのは避けましょう。ニンニクや玉ねぎのような野菜と一緒に保存しておくのはNGですね。
冷蔵保存する際にも、賞味期限は商品に記載されている保存期間を守るようにしましょう。
冷凍保存はできるの?
冷凍保存すると、長期間保存することができますよね。
しかし、そうめんはもともと常温保存でも長期保存できるように作られているので、冷凍保存する必要はありません。暑い時期や湿気の多い時期は冷蔵保存するようにしましょう。
冷凍保存する場合には、乾麺の状態ではなく茹でたそうめんを保存するようにしてくださいね。
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茹でたそうめんはどうやって保存するのがいいの?
大量のそうめんを茹でてしまったら食べきれなかった…ということは多いですよね。茹でたそうめんはどのように保存すれば良いのでしょうか。
茹でたそうめんは冷蔵庫から冷凍庫で保存しましょう。冷蔵は2、3日、冷凍は3週間保存することができます。
保存する際には、一口大にクルクルを丸めてタッパーなどに並べて保存すると便利です。食べる時にくっつかずに食べやすいからです。
そうめんを日持ちさせるために注意するべきこととは?
長期保存ができるそうめんですが、湿気や熱に弱いためカビたり虫がつくこともあります。大量のそうめんをダメにしてしまうこともありますよね。
そうめんを日持ちさせるためのコツを2つご紹介しましょう。
1つ目は、ジップ付の保存用袋に入れ替えること。いただきもののそうめんなどは木箱などに入っていますが、乾燥しやすく他の食品ににおいがつきやすくなります。
すぐに食べない場合は、ジップ付保存用袋に入れて密封しておくと長持ちします。
2つ目は、陰干しです。長期間同じ場所にしまっておくとどうしても湿気がたまってしまいます。定期的に風通しの良い場所で陰干しすると、保存状態が良くなりますよ。
実はそうめんは古い方が美味しいと言われている理由とは?
「そうめんは古いほうが美味しい」という話を聞いたことがありませんか?食べ物は新鮮なもののほうが美味しいはずですよね。
しかし、そうめんは本当に古いほうが美味しいのです。
3年以上寝かせたそうめんは「古物(ひねもの)」と呼ばれます。そうめんは時間が経つことで小麦が熟成されてコシが出てくるのです。「古物」のそうめんは高級品をして売られています。
しかしこのような古いそうめんは、適した環境の中で丁寧に熟成させているから美味しいのです。ご自宅で同じようなコシが出るとは限らないことを覚えておいてくださいね。
まとめ
どのご家庭にもそうめんが常備されているのではないでしょうか。さっと茹でて食べることができるので便利な食材ですよね。
日持ちする代表的な食材でもあります。でも、そんなそうめんにも賞味期限があります。正しく保存しないと記載されている賞味期限内であっても傷んでしまうこともあります。
正しい保存方法を知り長持ちさせていきたいですね。
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