意外な食べ物を組み合わせてみたら驚きの味になることがありますよね。麦茶と牛乳もそんなユニークな組み合わせの一つです。
テレビなどで紹介されて話題になりました。麦茶と牛乳を混ぜるとなんとコーヒー牛乳みたいな味になるというのです。
「確かに色は似ているけど味は違うのでは…?」と思う人は多いでしょう。
ここでは麦茶&牛乳&コーヒーの関係に迫ってみたいと思います。
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麦茶とコーヒーが似ている感じる人は少なからずいるって本当?
似ている理由はどちらも焙煎しているから?
全く違う飲みものである麦茶とコーヒーですが、似ていると感じる人がいるというのです。
冷たい麦茶にコーヒーミルクとガムシロップを入れたら、確かにアイスコーヒーみたいな味になるんです。
どうして、麦茶とコーヒーの味は似ているのでしょうか。それはどちらも「焙煎」していることが関係しています。
焙煎とは焙じて煎ること。「焙じる」とは、火であぶって水分を飛ばしていくことです。
煎るとは、焙じると同じように火であぶるのですが、さらに焦げるくらいまで熱していくことです。
この焙じて煎ることにより、独特の香ばしい風味が生まれるのです。
麦茶は麦を、コーヒーはコーヒー豆を原料としていますが、この風味付けの方法が同じことから、似た風味と味になるのですね。
麦茶を濃くいれて牛乳と砂糖を入れればコーヒー牛乳と勘違いする人はいる?
麦茶と牛乳を混ぜたものをコーヒー牛乳と勘違いする人がいるということで話題になりました。しかし、実際に作ってみても「全然コーヒー牛乳の味がしない」かもしれません。
麦茶&牛乳でコーヒー牛乳に似た味を作るためには2つのポイントがあるのです。
1つは麦茶を濃く入れることです。市販のペットボトルに入っている麦茶と牛乳を1:1の割合で混ぜてもあまりコーヒー牛乳の味には近づきません。
パックの麦茶を使い、2~3倍の濃さにした麦茶を作り、牛乳と1:1で混ぜるとコーヒー牛乳の味に似せることができます。
もう1つは砂糖を入れることです。ガムシロップなどを入れることでよりコーヒー牛乳の味と間違えやすくなるでしょう。
コーヒーはカフェインが入っていますが、麦茶はノンカフェインです。麦茶がコーヒーの代用になるのであれば、お子様や妊婦さんでも安心で飲むことができますね。
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コーヒーを薄くいれると麦茶に近い味になる?
麦茶を濃くしてから牛乳に混ぜることで、コーヒー牛乳と似た味になります。それでは、逆にコーヒーを薄めたらどうなるのでしょうか。
面白いことにコーヒーを薄くいれると麦茶の味に近くなるんです!実際にこの「麦茶の味に似た薄いコーヒー」を飲んでいる方も多いんだとか。
ドリップコーヒーでもインスタントコーヒーでも、とにかくコーヒーを薄めれば麦茶に近い味になるのです。これは面白い法則ですね。
わざわざ麦茶をいれるよりもインスタントコーヒーを薄めるだけで麦茶ができたらとても便利ですよね。
薄いコーヒーで麦茶を作る時のポイントは冷たくして飲むことです。薄い暖かいコーヒーよりも、氷を入れて冷たくした薄いコーヒーのほうが麦茶の味に近づいて美味しいです。
でも、妊婦さんやお子様の場合には、麦茶と思って飲んだらカフェイン入りのコーヒーということになってしまうので気を付けてくださいね。
まとめ
食べ物の食べ合わせは面白いものです。
意外な味の食材同士がマッチしたり、不思議な味を生み出したりします。麦茶、牛乳、コーヒーの関係も非常に興味深いものだと思います。
麦茶を濃くして牛乳と混ぜるとコーヒー牛乳に似た味になります。逆にコーヒーを薄めていれると麦茶に似た味になるのです。
もちろん味の感じ方は個人差があるので、「麦茶は麦茶の味しかしない」「コーヒーはコーヒーの味しかしない」という人もいるでしょう。
みなさんは一体どんな味に感じるでしょうか。ぜひ試してみてくださいね。
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