麦茶の賞味期限は？水出しと煮出しどっちが日持ちする？

「麦茶の賞味期限ってどのぐらい？煮出しと水出しどちらの方が日持ちするの？」

市販の麦茶にはきちんと賞味期限が記載されていますが、家庭でつくる麦茶はどのぐらい日持ちするかわからない。冷蔵庫に入れておけば結構持つのかなあ？みたいな感じで麦茶を皆さん飲んでいると思います。

麦茶の作り方は煮出しと水出しという2つの方法がありますが、どちらの方が日持ちするのでしょうか？麦茶の賞味期限に関して調べてみたので是非参考にしてみてください。

麦茶の賞味期限は作り方によって変わる

賞味期限ってどういう所から決まるかご存知でしょうか？飲み物に完全に細菌が混入しない事はほとんどありません。ましてや家庭で作る飲み物ですから細菌などは入ってしまいますよね？

細菌が入ったら飲めないかというとそういうわけではなく、国が決めている基準としては1mlに10万もの細菌が入ると安全に飲める基準を越えてしまっていると判断されるようです。

というわけで、その10万もの細菌ってどのぐらいの日数が経つと発生してしまうのでしょうか？

「え？水を煮沸するんだから細菌死滅しないの？」

と思いますよね？実は大間違えだったります。

やかんで麦茶を沸かしたらどうしますか？粗熱を取りますよね？冷蔵庫に熱いまま麦茶を入れることは他の食品が傷んでしまうおそれがあるので無理です。

この粗熱を取る為に長時間ヤカンの中の麦茶を常温放置することになります。この行為こそ、細菌を繁殖させてしまう原因なのです。

その為、普通の方法で煮だしで作った麦茶の賞味期限はだいたい3日ほどと言われています。

水出しというとどういう風に作るか人それぞれだと思いますが、ペットボトルに入ったミネラルウォーターと水道水どちらで作るかによって変わります。

実は水道水のほうが塩素が入っている分、殺菌作用が入っているために長持ちするみたいです。

ちなみにミネラルウォーターで作る場合も、水道水で作る場合も細菌が混入するタイミングは麦茶パックを水の中に入れる瞬間に混入します。

しかし煮出しほど混入の恐れが少ない為に、水出しのほうが賞味期限は長く4日程度とされています。

「長持ちさせるなら水出しかもしれないけれど美味しく飲むなら煮出し」

こう思っている方は多いと思います。私も水出しの麦茶はどこか味気なくて好きになれません。ではどうやったら煮出しの麦茶が日持ちするでしょうか？

実は煮出しの麦茶にたった2つの手順を加えるだけで賞味期限が6日以上も持つ方法をご紹介します。

麦茶を入れる容器に殺菌がはいっていないようにするために熱湯消毒をしましょう。熱湯消毒をすることにより容器の中に混在していた細菌は死滅します。

粗熱をできるだけ早く取るためにヤカンごと水の入った桶につけます。桶の水がぬるくなったら素早く冷たい水に変えたりして出来る限り早く麦茶の温度を下げます。そして素早く容器に入れて冷蔵庫で保存することで細菌が混在しない麦茶の出来上がりです。