ひまわりの花が咲かない理由は大きく分けて3つ!

ひまわり

夏になると至るところで見かけるひまわり。種を植えるとあっという間に背が高くなり、大きく立派な花を咲かせます。

比較的失敗することが少ない植物なので、ガーデニング初心者の方にも人気となっています。

でも、簡単に育てられるはずのひまわりですが、何らかの理由で花が咲かないこともあるんです。その理由は大きく分けて3つあります。ご紹介していきたいと思います。

ひまわりひまわりの花が咲かない理由は大きく分けて3つ!

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ひまわりの花が咲かない原因とは?

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開花時期ではない

もう咲いても良い頃なのにひまわりがなかなか咲かないと心配になりますよね。

でも、蕾がついている状態で、かつ葉っぱが元気に鮮やかな色をしている場合には、そもそもまだ開花時期ではない可能性があります。

ひまわりの品種は多く、その品種ごとに開花時期に違いがあるのです。

一般的なひまわりは、種を撒いてから開花まで80日前後です。そして蕾が見え始めてから花が咲くまでには約1ヶ月かかります。

しかし、品種によってはそれ以上に時間がかかることもあります。また気温によっても開花するまでの時期が左右されることもあります。

花が咲かなくても、全体的に元気な状態であれば少し様子を見るようにしてみましょう。

日照時間

ひまわりは、太陽の光が届かないと生育不良を起こしてしまうことがあります。

日当たりの悪い場所に植えてしまうと、十分な太陽の光を得られずに花が咲かないことがあります。

太陽の光を遮っているものを別の場所に移すなどして、しっかりひまわりに太陽の光が届くようにしてあげましょう。

しかし、日当たりの良い場所に植えているにもかかわらず花が咲かないこともあるのです。これはどうしてなのでしょうか。

それは、そのひまわりが「短日性植物」という品種なのかもしれません。短日性植物とは日の光が減ったことを感じることで花を咲かせる植物のことです。

短日性植物であるひまわりは、一年で最も日照時間が長くなる夏至を過ぎてから、徐々に花を咲かせます。

ところが、街灯が近くにあり夜間でも光を浴びていると、日の光が減ったことを感じにくくなってしまい、開花しなくなるケースもあるのです。

夜になっても明るい環境の中に植えてあるひまわりの場合には、黒いビニールなどをかけて、暗い環境を作ってみてあげましょう。光が減ったと感知して花を咲かせるかもしれません。

ひまわりが咲く条件のためには、日照時間が長くても短くてもダメなことがあるのですね。

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肥料

ひまわりは暑い夏でも元気に育つ強さがあるので、あまり肥料がいらないように思われています。

しかし、ひまわりを育てる時には必ず肥料が必要です。月に1回液体肥料か、化成肥料を追肥しましょう。肥料が少ないことで開花しないこともあります。

しかし、逆に肥料が多すぎると肥料焼けを起こしてしまうこともあるので注意しなければいけません。

特に開花時期にリンの多い肥料を与えると良いでしょう。窒素の多い肥料を与えてしまうと開花しない場合があります。

窒素は葉っぱを茂らせる栄養成分なので、葉っぱばかりが栄養を得て元気になってしまい、花が咲きにくくなるのです。

開花時期が近くなったら、肥料が足りているか?窒素の多い肥料を与えていないか?確認することが大切なのですね。

まとめ

夏に力強く咲くひまわりは、とても生命力の強い植物に見えます。

実際に暑さにはとても強い植物なのですが、ちょっとした環境の変化により花が咲かないこともあります。

光が足りない場合や多すぎる場合、肥料が足りない場合や多すぎる場合には、スムーズに開花しないことがあります。

また、そもそもまだ開花しない種類のひまわりというケースもあります。ひまわりを上手に育てるためには、実は色々な知識やテクニックが必要なのですね。

光や肥料の量を調整しながら、きれいで元気な花が咲くようにお世話してあげてくださいね。

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