ひまわりと言えば夏を代表する風物詩ですよね。もちろん、ひまわりは夏の季語です。
夏の暑い日に見上げるひまわりは、なんだか元気をくれる感じがしますよね。そして、秋になりひまわりの花が見えなくなると、淋しさを感じるものです。
そんな夏の花ひまわりですが、なんと冬に咲くひまわりもあるという情報をキャッチしました。これは本当なのでしょうか。
冬に咲くひまわりについて調べてみたいと思います。
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ひまわりと言えば夏のイメージの花
基本的には冬に咲くには適していなかった
「ひまわりと言えば夏、夏と言えばひまわり。」というくらい夏のイメージが強い花ですよね。
ひまわりはキク科の一年草です。ほとんどのひまわりは7月から10月に開花して、1ヶ月半後には枯れてしまいます。
ひまわりは、まるで夏の太陽のような花ですが、実際に元気に生きるためには太陽の光が必要となります。
日当たりが悪い場所のひまわりは、茎が細くなったりすぐに枯れてしまうことが多いです。
発芽にも開花にも太陽の光と暖かい温度が必要なひまわりは、冬には適した植物ではありません。
一般的なひまわりの品種は、発芽するためには20℃~25℃の温度が必要となります。
また耐寒性もないので、もし発芽や開花をしても寒い冬を越すこともできないのです。
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最近は冬咲き用のひまわりがあるって本当?
真冬のひまわりブーケが人気?
夏のイメージしかないひまわりですが、なんと最近は冬咲き用のひまわりがあるというのです。
最近はビニール栽培が当たり前となり、季節に関係なく様々な花を鑑賞することができますが、ひまわりだけは夏しか見られないのが常識ですよね。
ところが、最近は真冬にひまわりのブーケを贈ることができます。真冬のひまわりブーケは人気があります。
冬咲き用に品種改良されたひまわりが存在するのです。冬咲き用と言っても寒い冬の外で咲くことはできません。
温室の中で、温度調整や電気による日照時間の調整などをしながら、丁寧に育てる必要があります。
だから、冬に売られているひまわりの切り花はとても高価なものとなっています。
でも、寒い冬の日にひまわりの花束をもらったらとても嬉しいですよね。たっぷりの元気をもらえる気持ちがしますね。
冬の日にお花屋さんに行く機会があった時には、ぜひひまわりが売っていないかチェックしてみてくださいね。
寒川市では観光用に12月に咲くひまわり畑を公開した
2018年12月に、神奈川県寒川市の寒川神社近くの畑に、満開の冬のひまわりが咲いたということで話題になりました。
町観光協会が、冬場に観光客を集めようと、2016年から9月末に冬の寒さにも耐えられる品種のひまわりの種を植えていたのです。
2016年、2017年の冬は霜や雪の影響で残念ながらきれいに咲くことはなかったのですが、2018年の冬には真冬のひまわりを咲かせることに成功。
暖かい日が続くなどの好条件が重なったことで、なんと75,000株ものひまわりが見事に咲いたのです。
真夏のひまわり比べると少し背が低く小ぶりなひまわりなのですが、これだけの数がいっせいに咲くとすごい迫力です。
ひまわりは夏に鑑賞するのが一番!と思っていた方も、真冬のひまわりを見てその美しさに魅了されて帰っていくんだとか。
100円で摘み取りできるイベントが開催され、数本の真冬のひまわりを持ち帰りできる日ありました。
これから、ひまわりの名所として人気スポットとなっていきそうですね。
まとめ
ひまわりと言えば夏の風物詩です。しかし、品種改良やビニール栽培を駆使することで真冬にもひまわりを見られるようになっています。
ひまわりはとても品種が多く、寒さに強いひまわりも存在するのです。
真冬でも、元気なビタミンカラーのひまわりブーケを贈ることができたり、真冬のひまわり畑まで登場して人々を驚かせています。
冬でもひまわりパワーを体験できるのは嬉しいことですね。
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