カリフラワーは比較的濃い味の野菜ではありません。淡白な味が特徴なので、色々な料理にアレンジできるというメリットがあるのです。
しかし、一部の人の意見としてカリフラワーは苦い!カリフラワーの苦味が食べられない!というのです。
カリフラワーはどうして苦くなるのか?苦味の原因を探りながら、甘くするコツも考えてみたいと思います。
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カリフラワーは何で苦い事があるの?
下茹でが甘いから
旬の時期のカリフラワーは、ほとんど苦いことはありません。生でも食べれるような甘みがあるのです。
しかしそれ以外の時期のカリフラワーには苦いえぐみがあるため、苦味を取り除いてから調理することになります。
苦味を取り除く方法は固茹ですること。これにより苦いえぐみが水に溶けだして苦味がやわらぐのです。しかし、この下茹でが甘いと苦味が残ってしまいます。
カリフラワーが苦い!と感じる時は、下茹で時間が短かった可能性が考えられるでしょう。
化学肥料のあげすぎ
大きい野菜に育てるために使われるのが化学肥料です。特に、天候が悪い日が続き大きな野菜が育たない時には、いつも以上に多くの化学肥料が使われています。
しかし、この化学肥料をあげすぎると苦い味のカリフラワーになってしまうのです。スーパーでカリフラワーを買う時には、大きくて立派なカリフラワーを選ぶでしょう。
しかし、天候の悪さによりどの野菜も小ぶりな時期に、カリフラワーだけとても大きい場合には化学肥料をたっぷり与えられているからかもしれません。
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カリフラワーの苦味が出ない下茹での方法はどうすればいいの?
丸ごと茹でる
カリフラワーの下茹でをする際には、小房に切り分けてから茹でる方法と、丸ごと茹でる方法があります。
時間がない時には小房に切り分けてから加熱したほうが、すぐに柔らかくなって良いでしょう。
しかし、苦味を出さない下茹で方法は丸ごと茹でる方法です。
カリフラワーは丸ごと茹でることで、旨みや甘みを閉じ込めることができます。そして苦味だけを出してくれるのです。
たっぷりの沸騰したお湯にカリフラワーを丸ごと入れたら、表と裏を返しながら茹でていきます。茎の部分に透明感が出てきたら茹で上がった合図です。
茹でた丸ごとのカリフラワーはそのまま冷まします。その後、食べやすい小房に切り分けて保存しておきましょう。
固めに茹でる
カリフラワーは美味しく茹でるコツは固めに茹でることです。
カリフラワーを丸ごと茹でるとなかなか柔らかくなるまで時間がかかります。特に茎の部分はなかなか火が通りません。しかし、房の部分はすぐに柔らかくなります。
だから茎の部分が柔らかくなるまで茹で続けると、房の部分は柔らかすぎてしまいます。そして、甘みも感じなくなるのです。
カリフラワーを茹でる時には、まずたっぷりのお湯を用意しましょう。カリフラワーが入らない大きさの鍋だと、火の通りにバラつきが出てしまいます。
さらにカリフラワーの茎の部分から茹でるようにしましょう。房の部分を持ち、下の茎の部分をお湯につけておくのです。
これにより、茎と房を時間差で茹でることができるので、茎も房も茹ですぎることがなく丁度よい固ゆでができるでしょう。
塩を加えて茹でる
カリフラワーを茹でる時には、「塩」を加えたお湯で茹でると良いでしょう。塩はカリフラワーの甘みを引き立ててくれる効果があるからです。
さらに、塩を入れたお湯で茹でることで、下味がつくというメリットもあります。茹で上がったカリフラワーをそのまま美味しく食べることができます。
まとめ
「カリフラワーは苦い」という方もいますが、これには二つの理由がありました。1つは栽培する際に化学肥料を与えすぎているということ。
これより苦味が出ることがあります。もう1つは下茹でが足りないことで苦味がしっかり抜けていないからです。
正しい下茹で方法で茹でることができれば、きっと苦味のない甘いカリフラワーを味わうことができるはずです。
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