料理を美味しくおしゃれにしてくれるカリフラワーですが、ブロッコリーに比べると少し値段が高い野菜です。
カリフラワーを買った時にはつぼみの部分だけでなく、葉は茎も食べてしまいましょう。
「わざわざカリフラワーの葉や茎を食べる必要があるの?」と思う方もいるかもしれませんが、カリフラワーの葉や茎は捨てたらとても勿体無いのです。
その理由をご説明していきたいと思います。
ブロッコリーとカリフラワーの味の違いは?栄養価はどっちが高い?Sponsored Link
カリフラワーの葉や茎って美味しいの?
栄養価はあるの?
カリフラワーはキャベツを改良して作られた野菜です。太く短い茎に長く楕円形の葉っぱがついています。
私たちが食べるカリフラワーは茎の上の部分に球状に集まっている白い蕾なのです。スーパーなどでは、カリフラワーは茎、葉、蕾が一緒になった状態で売られています。
カリフラワーの蕾部分はさっと茹でるとコリコリとした美味しい食感になります。
しかし、葉や茎の部分は蕾部分よりも固いため食感は劣ります。さらに蕾よりも苦味やえぐみを感じることも多いです。
だから調理をする時には、葉や茎は取り除き、白い蕾部分だけを使うのです。
しかし、この葉や茎の部分にも蕾の部分と同じようにたっぷりの栄養が含まれています。だから捨ててしまうのはとても勿体無いのです。
特に茎の部分には蕾よりも多くの「ビタミンC」が含まれているのです。
ビタミンCは、疲労回復、かぜ予防、がん予防、老化防止、美容効果などの効能があります。
このような健康効果、美容効果を最大限取り入れるためには、蕾だけでなく茎も一緒に食べるようにしたいですね。
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カリフラワーの葉を使ったオススメのレシピは?
味噌汁に入れる
カリフラワーの葉は固さがあるので、サラダや和え物には向いていません。一番簡単な方法は味噌汁の具材にすることです。
いつもの味噌汁にカリフラワーの葉を入れて、栄養たっぷり味噌汁にしてください。葉もの野菜が不足している時にはとても便利です。
炒め物に入れる
カリフラワーの葉は油を相性が良いので、炒め物に加えるのもおすすめです。
いつもの中華炒めや野菜炒めに加えたり、シンプルにカリフラワーの葉だけをゴマ油やバターで炒めるのも良いでしょう。
細かく切ってチャーハンの具材にするのもおすすめです。
カリフラワーの茎を使ったオススメのレシピは?
カリフラワーの茎のきんぴら
カリフラワーの茎はコリコリとした独特の食感が特徴です。
この食感を活かしてきんぷらレシピにすると良いでしょう。濃い味付けのきんぴらにすることで苦味も気にならなくなるでしょう。
カリフラワーの茎は5㎝くらいの格子切りにしておきます。
フライパンにゴマ油を入れて熱したら、カリフラワーを入れて炒めます。
酒、しょうゆ、砂糖、みりんを入れて水分を飛ばしながら炒めます。最後に白ごまをたっぷり入れたら完成です。
カリフラワーの茎のポタージュ
カリフラワー茎の固さが気になる方は、なめらかなポタージュにしてみてはいかがでしょうか。
カリフラワーの茎は繊維を断ち切るように薄切りにしておきます。同じく薄切りにした玉ねぎを一緒にプライパンでバター炒めにします。
水とコンソメを加えてコトコト柔らかくなるまで加熱したら、ブレンダーやミキサーで撹拌してください。最後に牛乳を入れて仕上げたら完成です。
茎だけでなく、カリフラワーの葉も一緒に加えてもOKです。
まとめ
カリフラワーと言えば真っ白い蕾の部分をイメージすると思います。
しかし、カリフラワーは蕾を食べるだけでは勿体無いのです。蕾の周りについている葉は茎の部分にも栄養がたっぷり含まれています。
特に茎には蕾部分よりも豊富なビタミンCが含まれているので、健康効果や美容効果を高めたい方は、ぜひ茎部分も食べるようにしてくださいね。
葉や茎を美味しく食べるためのレシピもあるので参考にしてみてください。
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