ブロッコリーに比べるとマイナー野菜であるカリフラワーですが、実は健康と美容に良い栄養と効能がたくさんのスーパーフードなのです。
でも調子に乗って食べすぎると体に悪い影響を与えてしまうこともあるので注意が必要です。
ここでは、カリフラワーの栄養について考えてみたいと思います。
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カリフラワーの栄養と効能は?
100gあたりの栄養価
- 水分 90.8g
- タンパク 質3.0g
- 脂質 0.1g
- 炭水化物 5.2g
- 灰分 0.9g
- 食物繊維 2.9g
- カロテン 18μg
- ビタミンE 0.2mg
- ビタミンK 17μg
- ビタミンB1 0.06mg
- ビタミンB2 0.11mg
- ナイアシン 0.7mg
- ビタミンB6 0.23mg
- 葉酸 94μg
- パントテン酸 1.30mg
- ビタミンC 81mg
- ナトリウム 8mg
- カリウム 410mg
- カルシウム 24mg
- マグネシウム 18mg
- リン 0.6mg
食べることで期待できる効能は?
カリフラワーの栄養成分の中で注目したいのは「ビタミンC」「カリウム」「葉酸」の含有量の多さです。
まず、美肌効果抜群のビタミンCが豊富に含まれているのが特徴です。レモン100gに含まれるビタミンCの量は100mg。
カリフラワー100mgに含まれるビタミンCは81mgです。茹でた場合でもレモンの約半分の53mgのビタミンCが含まれています。
レモンを100g食べるのは大変ですが、茹でたカリフラワーなら200gでもすぐに食べることができるでしょう。
ビタミンCが豊富に含まれていることから、疲労回復、かぜ予防、がん予防、抗酸化作用による老化防止などが期待されます。
また、コラーゲンの生成をサポートしたり、紫外線によるシミダメージからお肌を守る効果もあるのです。
カリウムは、余分な塩分を排出する作用があり、適正な水分量を保ち血圧を下げる効果があります。高血圧やむくみ防止に効果的な野菜なのです。
さらに葉酸が豊富であるのも特徴です。葉酸は細胞の形成を助ける成分。胎児の先天性異常の発症リスクを下げる効果があることから、妊婦に大切な成分として有名ですよね。
カリフラワーは妊婦さんが食べるべき野菜でもあるのです。
またブロッコリーや葉物野菜と同じように食物繊維も豊富に含まれています。腸内環境を整えてくれるので、便秘解消効果、美肌効果、ダイエット効果も高めてくれるでしょう。
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カリフラワーは食べ過ぎると体に悪いの?
健康と美容に嬉しいカリフラワーですが、食べ過ぎは良くありません。どんな食べ物にも言えることですが、適量食べれば体に良い成分であっても、過剰摂取してしまうと体に悪い影響を与えてしまうのです。
カリフラワーには食物繊維が豊富に含まれています。これによりお腹の調子が整うので健康効果、美容効果がアップするのです。
しかし、食べすぎると食物繊維を過剰に摂取してしまうことになり下痢になってしまうことがあります。さらにガスが溜まっておならが出やすくなったり、膨満感が出ることもあるでしょう。
特に腸が弱い方や、抵抗力が弱まっている時には特にお腹を壊しやすくなります。
カリフラワーの1日の摂取量は特に定められていないのですが、食べすぎにならないように注意してください。
体に良いものだからいくら食べても大丈夫という考えは間違いです。
1日でどれぐらいの量がいい?
1日に必要とするビタミンCは、カリフラワー1房の約半分の量とされています。スーパーで売られているカリフラワー1個は約250gです。
1日に必要とされるビタミンCは、このカリフラワーの半分の量を食べれば摂ることができます。1日の摂取量の目安はこの1房の半分の量を考えると良いでしょう。
まとめ
あまり主役になることがない野菜カリフラワーですが、実は健康効果と美容効果に優れた野菜であることがわかりました。
疲労回復、かぜ予防、がん予防、老化防止、高血圧やむくみ防止、さらに美容効果にも優れている優秀な野菜なのです。
でも食べすぎるとお腹の調子を悪くしてしまうこともあるので注意してくださいね。カリフラワーの栄養効果を知ると、きっともっとカリフラワー料理を取り入れていきたくなるはずです。
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