鶏ささみと言えば、低カロリー高タンパクな食材の代表格ですよね。
体を絞りたかったり、筋肉を付けたいと、考えている人たちに大注目の食材です!
ただ、それと特徴の似た胸肉と、何が違うの?と疑問を感じている人もいると思います。
そこで、鶏ささみの特徴をご紹介しつつ、胸肉との違いについてお話しします。
特徴を比べて、上手に食事に取り入れてみて下さいね。
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鶏ささみってどこの部位の事を言うの?
ささみは、小胸筋という筋肉です。胸肉の奥にある竜骨に張り付いている部位で、焼き鳥の軟骨として出される「竜骨突起」の左右に沿うようにしてあります。
その形が、笹の葉に似ていることから、この名が付けられました。
ただ筋肉とはいえ、ほとんど使われていないので、柔らかい肉質が特徴です。
ささみって牛や豚にも存在する部位なの?
牛や豚でも、鶏ささみの特徴と同じように弾力がなく、柔らかい肉質の部位が思い浮かびませんか?
そう!ヒレです。
牛や豚には、ささみと名付けられた部位はありませんが、特徴から考えると「ヒレ」がそれに当たります。
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鶏ささみの胸肉の違いは?
特徴が良く似ているため、違いが分かりにくいですが、部位、価格、味、きっと関心が高いと思われるダイエットにより向くのはどちらか?この4つの観点からご説明します。
部位は近いの?
先にお話ししましたが、ささみ(小胸筋)を覆うように胸肉(大胸筋)があるので、もちろん、部位は非常に近くにあります。
価格は?
価格の話の前に、1羽につき、ささみと胸肉が、それぞれどれくらい取れるかご存知ですか?
答えは、ささみ 100~110グラム 胸肉 250~300グラムになります。
この取れる量の違いが、直に価格に反映されるので、ささみの方が高値になります。元々価格の安い鶏肉ですが、胸肉はよりお買い得ですね。
味は?
その身は、どちらも淡白な味わいです。ただ、胸肉には皮が付いているので、取り除かなければ、脂を感じることができます。
ちなみに、味とは直接関係ありませんが、食感には違いがあります。
先にお話しした通り、ささみは使われていない筋肉なので、非常に柔らかいです。一方胸肉は、使われている筋肉なので、弾力があり、ぷりっとした肉質が特徴です。
ダイエットなどに効果があるのは?
食事療法を用いて、ダイエットをしよう!と考えたら、まず気になるのが、カロリーですよね。
そこで、具体的に数値をご紹介します。100グラムあたり、
ささみ 105kcal
胸肉 108kcal
胸肉(皮つき) 191kcal
となります。よく食される、皮つきの鶏もも肉が200kcalを優に超えることを考えれば、ささみは半分のカロリーです。
まさにダイエット向きなことが分かりますね。
もちろん、皮なしなら胸肉もカロリーは変わりませんが、このカロリーで食するためには、皮を剥ぎ、身と皮の間に付いている黄色い脂肪を、丁寧に包丁で切り除かなければなりません。
これらの処理を完全にしてある状態で、スーパーや街中の肉屋さんで販売されていることはありません。
ご自分で調理前の下処理を行わないといけないことを考慮に入れると、何も下処理しなくても、すぐに調理に取り掛かれるささみは、カロリー的にも手間を考えても優れていますよね。
ただ先にお話しした通り、胸肉より価格は高くなります。
その稀少性だけではなく、手間がかからないことも考えれば、その価格も妥当かもしれませんね。
是非、価格だけてはなく、下処理の手間、食感の違いも考えて、ご自分がダイエットするなら、どちらの部位を使いたいか?答えを出してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ささみの特徴と、胸肉との違いについてお話ししてきました。
実は、ささみと胸肉は隣接する部位だったことがお分かりいただけたかと思います。その稀少性から価格の違いはありますが、さっぱりしている味は似ています。
一方で、弾力のある食感の胸肉に対して、ささみは柔らかくいただけます。更に、同じカロリーで食するには、胸肉には下処理が必要ですが、ささみは必要ありません。
ただし、ささみは下処理は必要ないものの、火を通し過ぎるとパサパサになってしまう恐れがあり、逆に半生だと食中毒の危険性が高まります。その絶妙な頃合いを見計らうには、多少慣れが必要かもしれませんね。
情報を総合したら、ささみと胸肉のどちらがお好みですか?
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