鶏ささみの筋取りをする理由とは？取らなくても良い？

ダイエットしたい！筋肉を育てたい！脂っこいお肉が苦手！

そんな老若男女の要望を叶えてくれる「鶏ささみ」。高タンパク低カロリーなため、大人気の食材ですよね。

今や、コンビニやスーパー等で調理済みの商品が数多く並んでいます。

とはいえ、自分で調理をした方が、安上がりですよね。でも、厄介な点が一つ…筋が気になりませんか？

筋取りって難しそうだけど、必ずやらないといけないの？もしかして毒でもあるの？と、お悩みのあなたに、ご説明したいと思います。

更に、簡単な筋取り方法もお教えします！これで、自宅で心配なく鶏ささみ料理ができますね。

鶏ささみってどこの部位の事を言うの？胸肉との違いは？

鶏ささみはなんで筋取りをする必要があるの？

面倒に思われるかもしれませんが、やはり、筋取りはした方が良いです。

なぜなら、筋が残っていると、口当たりが悪く、美味しくないからです。

その筋を例えるなら、固く、コリコリしていて、いつまで噛んでも飲み込めないゴムのような感覚です。

更に、筋取りをしないで、茹でたり、焼いたり、フライにしたりと調理を行うと、身が変形してしまいます。

筋を中心にギャザーが寄ったような形になるのです。見た目も美しくありませんよね。

やはり、筋取りは必要ですね。

毒とかはないの？

フグと勘違いされる方がいますが、鶏ささみの筋には毒はないので、ご心配なく。

ちなみに、成分はコラーゲンなんですよ！

どうにかして、美味しく食べられる方法があれば良いのに…と、思ってしまいますよね。

残念ながら、どう調理しても歯に当たり、美味しくいただけそうにありませんが…

鶏ささみの筋取りって実は難しい！簡単な取り方はないの？

まずは、オーソドックスな包丁を使う方法に、ちょっとしたコツとプラスしてご紹介します。

その他、便利道具を使った方法もいくつかご案内します。

是非、どの方法があなたに合っているか？比較検討してみて下さいね。

基本の包丁での取り方は？

多少、筋に身が付いてしまうのは、目をつぶって下さいね。

くれぐれも、最後に筋と身を切り離す際は、包丁の背側を差し込んで下さい。間違って、刃の部分を差し込むと、筋が途中で切れてしまいます。ご注意を！

フォークや割り箸で簡単に取れるって本当？

本当です！フォークや割り箸で筋取りはできますよ。

先にご紹介した、包丁で筋取りする方法は、慣れが必要ですが、これらの方法なら、簡単に筋取りができます。

コツとしては、筋を引っ張る際は、素手だと滑りやすいので、キッチンペーパーで持つようにすると良いですよ。

滑らず、より楽な力で筋取りができます。

その他の方法は？

＜茹でたあとに筋取りを＞
棒々鶏や冷やし中華等、茹でた鶏ささみをほぐして使う場合は、この方法が便利です。

筋取りをせずに、熱湯で茹でた鶏ささみの、あら熱が取れるまで待ちます。そのあと、筋を取り除きつつ、身をお好みの大きさにほぐすだけです。

＜穴開きお玉を使う＞
穴開きお玉の上に、鶏ささみを乗せます。穴から筋の先端を出し、ゆっくりと引っ張ります。

＜計量カップやスプーン、包丁、ピーラー等を壁にかける際の柄の先端に開いた穴を使う＞
上記に挙げたもの以外でも、身近な調理器具を確認してみて下さい。意外に、壁掛け用の穴が開いているものがあると思います。

それを活用するのです。

その穴に筋の先端を入れ、ゆっくり引っ張るだけです。簡単ですよね。

包丁とまな板を使わなくても、案外身近なもので、筋取りができることがお分かりいただけたかと思います。

まとめ

鶏ささみの筋についてお話ししてきました。筋は食べても問題はありませんが、やはり、歯触りや食感、料理の見映えを考えれば、筋取りをすることをお勧めします。

包丁で筋取りする方法も、慣れてしまえば簡単ですが、刃の扱いが難しい方もいるでしょう。

そんな方には、ご紹介したフォークわ割り箸、その他調理器具を用いた方法を、是非、お試しいただければと思います。

フォーク以外は、お子さんでも危険なく、簡単にできますよ。料理のお手伝いも、楽しみながらしてもらえますね。

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