カキ氷で頭痛くなる原因と治し方とは？

「かき氷やアイスクリームを食べると頭が痛くなるのは何故？」

急いで食べたりすると頭がキーンとする症状のことです。アレってどうしてそういうことが起きるのでしょうか？

頭が痛くなっても2,3分も経たずに治りますがすぐ治す方法とかはないのかどうか調べてみました。

かき氷を急いで食べると頭が痛くなる症状をアイスクリーム頭痛と言う

かき氷で頭が痛くなる症状のことをアイスクリーム頭痛と言います

ちゃんとした名称があったことに驚きですが、その名前が何とも病名っぽくないのが面白いですね。

アイスクリーム頭痛はすぐに収まるので細かく解明されていないようですが、主に2つの原因から頭痛を引き起こすとされています。

アイスクリームやかき氷などで口の中が急激に冷えると、体は反射的に体温を上昇させようと頭に通じる血管を膨張させて血流を一時的に増大させます。その結果頭の血管に一時的な炎症が発生して頭痛が起こる説。

かき氷を急いで食べると冷たさによる刺激が強くなります。その際三叉神経が混乱してしまい「冷たい」という信号を誤って「痛い」という信号を出してしまい頭痛が起こるという説があります。

偏頭痛を持っていない人はアイスクリーム頭痛を起こしにくいと言われています。アイスクリーム頭痛は症例的にすぐに治ってしまうためにあまり解明がすすんでいませんが、体質的になる人ならない人の違いは偏頭痛持ちかそうでないかぐらいしか差がないようです。

後は食べ方だと思います。猫舌の人とかはならないのではないでしょうか？猫舌の人って熱いものや冷たいものを恐る恐る食べるクセがついています。そのおかげで口内の温度が急激に冷えないで頭痛を引き起こさないというメカニズムですね。

逆に冷たいものでも熱いものでも平気で食べれちゃう人とかは起こる可能性があるのではないでしょうか？ラーメンとか食べるのが早い人は口内の温度が急激に上下動するので頭が痛くなる可能性が高まると思います。

三叉神経と脳の誤った信号が頭痛の原因の場合はおでこに冷たい容器をあてることで脳が勘違いに気づいて一瞬で治るそうです。

かき氷などは器をおでこに当てることができますが、棒アイスだとアイスをおでこにくっつけるわけにはいかないので難しいですね。

頭痛の原因の一つに口内が冷えすぎているためということで、口の中を温めるのも効果的です。舌を口の上の方にあてて血管を温めることで痛みが早く収まります。

また温かいお茶などを飲んで口内を温めるのも効果的ですが、夏に温かいお茶を飲む気分にはなれない人は多いと思うのでなかなか実用性がないかもしれませんね。