時候の挨拶で立冬の候という言葉があります。今回は使う時期や意味などを紹介したいと思います。
立冬の候とは
読み方
立冬の候は「りっとうのこう」と読みます。
立冬は日本では結構馴染みのある言葉なので読み方を間違える人は少ないと思います。候に関しても普通に音読みで読めば大丈夫です。
意味
立冬の候は冬の始まりの季節という意味になります。
立冬とは二十四節気の一つで19番目にあたります。所謂冬の始まりを表す言葉でこの日から暦の上では冬といいます。
ちなみに冬は初冬・仲冬・晩冬と3つに分けることができます。立冬(11/7)から大雪の前日(12/6)までの期間の事を初冬といいます。
使う時期
立冬の候は11/7-11/21までの期間に使うのが適している時候の挨拶です。
(2016年の場合)
二十四節気の立冬の期間に使うのが正しいので立冬がいつかと知ることが大事だったりします。二十四節気は毎年変動しますが2016年は11/7からとなっています。
次の二十四節気は小雪で11/22なので、その前日である11/21まで使うのが正しい使い方だったりします。
ちなみに時候の挨拶と二十四節気は密接な関係があるので、どの時候の挨拶を使うか迷った場合はその時期の二十四節気を使って「○○の候」とすれば失敗しません。
なかなかいい季節感を感じる時候の挨拶が思いつかなかった場合はそうすると良いでしょう。
他にも11月に使える時候の挨拶はたくさんあります。立冬の候ではいまいちピンとこないと思った人は下のリンクを参考にしていただければ幸いです。
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立冬の候を使った簡単な文例
- 拝啓 立冬の候、○○様にはますますご清祥のことと存じます
- 謹呈 立冬の候、皆様におかれましてはなお一層のご活躍のことと拝察いたしております
- 拝呈 立冬の候、貴社にはいよいよご繁盛のことと大慶至極に存じます
まとめ
- 立冬の候は「りっとうのこう」と読みます
- 「冬の始まりの季節になりました」という意味になります
- 使う時期は2016年は11/7-11/21までが適切です
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