ハロウィンについて考えながらふと思ったことがあります。「ドラキュラ、ヴァンパイア、吸血鬼ってどう違うの?」ということです。
どれも血を吸う恐ろしい怪物?そう思うと全部同じような気がして区別がつかなくなるのはわたしだけでしょうか。ハロウィンを前に探ってみることにしました。
ドラキュラとは?
ドラキュラとはブラム・ストーカーの小説に出てくる吸血鬼のキャラクター名です。
そのため、ドラキュラという種族ではなく固有名詞であり、その人物そのものを指しています。だから「ドラキュラ伯爵」と言うように限られた男性しか存在していないんですね。
よりわかりやすく言うと「絆創膏」と似ていると思います。地域によってバンドエイドやサビオなどと呼ばれたりしますがどれも絆創膏というくくりです。
ではドラキュラは何にくくられるかというと「ヴァンパイア」になります。
ヴァンパイアと吸血鬼とは?
吸血鬼は英語で表すとヴァンパイアとなり同じ意味を指しています。人の血を吸う怪物の総称がヴァンパイア(吸血鬼)なんだそうですよ。
確認のためweblio(オンライン辞書サービス)を使ってvampire(ヴァンパイア)と検索してみると、一番目の意味として「吸血鬼」と出ました。
意味の詳細は「夜間死体から蘇って墓を出て眠っている人の生き血を吸う」とあります。
意味から考えるとゾンビにも近い気がしますが、ゾンビとの違いは人の肉を食らうか血を求めるかというところが大きなポイントでしょう。
しかし、それならヒルや蚊もヴァンパイア?なんて思ったりもしてしまいます…。
Sponsored Link
ハロウィンに仮装するのはどれなの?
くくりがあいまいなこれらからどれがハロウィンに適しているのかは微妙なので個人的な見解を述べさせて頂くとすると、ハロウィン用衣装としてドラキュラ伯爵をモチーフとしたものも多数存在していますし、衣装のチョイスはドラキュラでもヴァンパイアでもOKではないかと考えます。
ただ、ヴァンパイアとして装う方が小説のイメージに流されず仮装できますし、男女共に仮装しても不自然にならないのではないでしょうか。
ドラキュラは固定のキャラクターなのでコスプレに近いと思われる気もします。「仮装」というイメージにこだわりたいのであればヴァンパイアとして衣装を選ぶ方がいいのではないでしょうか。
吸血鬼伝説の元になったという病気の存在
実は吸血鬼伝説の元になったと言われている病気が存在しているそうなんです。
「ポルフィリン症」という血液疾患のことで、犬歯が変形して牙のようになったり日光を避けた生活を余儀なくされることもあるということから「ヴァンパイア病」と呼ばれたりもしているとか。(皮膚性や急性など細かく種類が分かれるため症状は一概にこの通りとは言えません。)
ひとつの参考材料としてお伝えしておきました。
あとがき
ハロウィンの仮装は周りが怖すぎると感じるくらい過激な人もいますが、怖がりのわたしからするとできるだけ控えめにして頂けると助かります。
もうすぐハロウィン!日本中にドラキュラ伯爵が出現するのでしょうか。
▶ ハロウィンは日本ではいつから浸透したの?
▶ ハロウィンシーズン到来!コスプレと仮装って何が違うの?
▶ ハロウィンの仮装の種類はどのぐらいあるの?
Sponsored Link
コメントを残す