家庭菜園などでほうれん草の種を蒔く時、いつ種を蒔けばいいかと考えると農家の人ならいざしらず、私達は意外と正しい季節を知りません。
スーパーなどでほぼオールシーズン売られているため旬とかもわかりづらいですよね?ほうれん草の栽培事情って一体どうなのでしょうか?
そして野菜の種を蒔いたことがある人ならわかると思うのですが、うまく発芽しないでそのまま枯れてしまった経験ないでしょうか?
ほうれん草もきちんとした環境を整えないとうまく発芽しない野菜みたいです。今回はそんなほうれん草について調べてみました。
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ほうれん草っていつ種を蒔くものなの?
ほうれん草の種をまく時期に適しているのは、春と秋の2回あります。春まきは、3月上旬から5月上旬にかけて秋まきは、9月上旬から10月下旬にかけてです。
特に秋まきは、虫がつきにくいので、育てやすくまた、甘みが強いのでおすすめです。
気候は、比較的寒さに強い野菜ですので、秋頃にたねまきをするのがたくさん収穫できます。
種まきを春にするか、秋にするかで、育て方も変わってきます。春まきにするなら、風とおりの良い環境を作る必要があります。
だいたい種を蒔いてどのくらいで発芽して収穫できるの?
ほうれん草の発芽はだいたい3日~5日ぐらいだと言われています。
しかしほうれん草は春蒔きと秋蒔きによって発芽するまでの日数が違ったりします。春蒔きの場合で60日ほど、秋蒔きは30日ほどで収穫ができます。
野菜って育てると気が長い作業かなと思いがちですが、ほうれん草はすぐに収穫できるので初心者の方も、さほど首を長くして待つ必要ない野菜だったりします。
また、長い期間に収穫を継続して楽しみたい場合は、種をまく時期を少しずつずらしてまいておくと、長期間にかけて、新鮮なほうれん草を収穫できるのでおすすめです。
ちなみに栽培の注意点としましては、ほうれん草は乾燥を特に嫌がる野菜ですので、細めな水やりが必要です。
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ほうれん草が発芽しない!何が原因なの?
発芽しないには、何か原因があるはずです。基本的には「温度」「水やり」「日照時間」が主な発芽しない原因だと言われています。
まずは温度ですが、ほうれん草に適した温度は、15度から20度と言われているため、25度を超えている環境では発芽しない可能性が高くなります。
水やりにも注意が必要で、あまり水を大量にかけすぎるのもダメです。土の中で種が水につかってしまっている状態では、発芽できません。
必ず土の中で空気に触れられるスペースがある程度に水やりをする必要があります。
日照は、あまりに強いと、温度が上がりすぎてしまうので、注意が必要です。
発芽しやすくするコツはあるの?
実はほうれん草をうまく発芽しやすくするコツがあります。
それは、種をまく一日前、もしくは、一昼夜前に、種を水につけておくことで、休眠していた種が目覚めて、発芽がしやすくなるのです。
そして、高温にならないように、水につけた種を、冷蔵庫に入れて冷やしておくのも、発芽のためにとてもしくは効果的です。
また、初めて育てる方には、市販で、すでに発芽率を向上させている種を販売していますので、そういう種を買って、種をまき、収穫まで栽培してみると良いと思います。
あとがき
ほうれん草が何で一年中スーパーで売られているのか理由がわかった気がします。
すぐに収穫出来ること、秋と春に種を蒔く時期があることを考えると一年中美味しく食べれる野菜だという事がわかりました。
発芽条件はあまり厳しくない野菜ですが、発芽しない時は「水やり」「日照時間」「温度」を意識してみると良いと思います。
特に温度は秋と言っても9月だとまだ30℃を超える事もあるのでほうれん草には優しくない気候ですので注意が必要です。
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