夏の時期になると色鮮やかな朝顔を観かける事がですよね。鮮やかな花がとてもキレイな上、育てやすい事で観察日記の植物としても人気ですよね。
そんな朝顔や昼顔、そして夕顔、ウリ科ユウガオ属の一年草顔の違いは何?と聞かれても明確に説明出来る方ってなかなかいらっしゃらないと思われます。
そんな朝顔、昼顔、夕顔顔の違いをご紹介します。
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朝顔とは?
朝顔は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年草となっています。主な原産国は熱帯アジアとなっており、ツル性植物です。
「朝顔」は夜明けから朝方に掛けて開花する事で朝顔と呼ばれています。その為、開花時間は午前中頃となっており、正午には萎んでしまう事が多いのです。
花の色合いは青色や紫色、水色、白色とあり、鮮やかな色合いが魅力的です。
朝顔は観賞用植物としても人気が高い上、比較的育てやすい面で夏休みの観察日記の植物としても重宝されています。
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昼顔とは?
昼顔はヒルガオ科ヒルガオ属の多年草となっています。
原産国には日本を始め、ヨーロッパやアジア太平洋諸島と多くのエリアで自生している植物です。
午前中に開花し、夕方に萎んでしまう事で「昼顔」と呼ばれています。
薄ピンクの花を咲かせる事で「キレイ」と感じる方も多くいらっしゃいます。
しかし地下茎の増殖力は非常に高く、地上に出ている花や葉が枯れても地下茎は成長を続けており、その範囲は凄まじいものとされています。
その為、昼顔の駆除は非常に困難となっており、雑草として駆除される事が多い植物です。
夕顔とは?
夕顔はウリ科ユウガオ属の一年草となっており、インドや北アフリカが原産国とされています。夕方から開花し、翌日の午前中に萎む事で「夕顔」と呼ばれています。
夕顔は大きな果実を実らせ、みそ汁や煮つけとして食される事も多い食材です。この夕顔を干して乾燥させた物が干瓢となるのです。
夕顔を食べた方は「苦味」を感じる事がありますよね。これは湯顔に含まれている毒素によるものです。
毒素といっても大きな健康被害に繋がる事はないのですが、「苦過ぎて食べる事が出来ない」と感じる夕顔は毒素が多い夕顔となっています。
その為、無理に食べてしまうと中毒症状によって嘔吐や腹痛といった症状を引き起こす可能性があります。
苦味を強く感じる夕顔は避ける事が大切です。
3つの植物の簡単な見分け方とは?
朝顔と昼顔そして夕顔をどのように見分けたら良いのか悩みますよね。
まず咲いている時間帯です。朝顔は午前11頃まで咲く花となっており、昼顔は夕方頃まで、そして夕顔は夕方から咲き始め夜中には萎んでしまうので、時間帯で判断する事が良いですね。
次に色合いです。朝顔は紫や青、ピンクといった鮮やかな色合いで、昼顔は薄ピンク、夕顔は白い花を咲かせます。
実は夜顔という植物もある?
朝顔や昼顔、夕顔の他には「夜顔」なんて植物もあります。夜顔はヒルガオ科サツマイモ属で熱帯アメリカ原産の花です。
夜に白い花を咲かせ、朝には萎んでしまう事で夜顔と呼ばれています。
朝顔、昼顔、夕顔、夜顔と似ている植物がありますが、この中の夕顔だけはウリ科の植物となっており、全く異なる植物なのです。
あとがき
朝顔と昼顔、夕顔には多くの違いがあり、開花する時間帯も異なっています。
観賞用や雑草とさまざまな扱いが行われていますが、咲かせる花は美しさを醸し出しております。
道端等で観かけたら「これはどれだろう?」と考えてみてもいいですね。
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