夏の暑い時期の早朝、色鮮やかな花を咲かせる朝顔を観かける機会も多々ありますよね。
キレイな花も魅力的ですが、園芸を趣味とされている方やお子さんがいらっしゃる方にとっては萎んだ後に出来る種を目的とされている方もおります。
そんな朝顔の種の収穫方法や植えるまでの保存方法についてご紹介致します。
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朝顔の種はいつぐらいに収穫できるの?
朝顔の花が萎んだ後に種が出来上がるのですが「いつなんだろう?」と感じてしまいますよね。
萎んだ後に緑色の種が出来上がっていますが、これはまだ種として未熟な状態となっています。この状態で収獲しても朝顔を育てる事が出来ません。
適正な収穫時期は秋頃となっており、種が茶色く種が入った袋がカラカラに乾燥した状態となっている頃が収穫時期となります。
中を覗いた時に、黒い粒のような物が確認出来れば丁度良い時期と言えます。
また間違って未熟な状態で摘んでしまっても、天日干し当でしっかりと乾燥させる事で、問題無く植える事が出来ます。
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朝顔の種を取りこぼさないで収穫するコツは?
いざ収穫時期!となった時に多くの方が行ってしまうのが収穫しようとして種をこぼしてしまう事です。ちょっとした衝撃で種はこぼれてしまいますよね。
そんな種の収穫のコツをご紹介します。
一番確実とも言える方法とすれば手でそのまま千切らず、種が詰まっている花や袋をビニール袋で覆い取る事がこぼさない方法となっています。
また袋を覆った状態で茎ごとカットする方法もおススメとなります。
朝顔の種はどうやって保存すれば来年使えるの?
朝顔の種を収獲しても植えるまで期間があり、この間の保存方法が朝顔の成長に大きく関係してきます。
まず収穫後にしっかりと乾燥させる事が大切です。
天日干しや室内でも良いので乾燥させなければ、カビの原因となってしまいます。また湿気の無い加瀬遠の良い環境での保存も大切となります。
しっかりと乾燥させたら、密閉性の高い袋に入れて保存する事が重要となります。常温でも大丈夫ですが、冷蔵庫での保存も可能となります。
朝顔の種はいつぐらいに撒けばいいの?
朝顔の種を撒く時期も大切な要素となります。
朝顔の発芽に適している温度帯は20~25度位となっており、4月頃に撒く方もいらっしゃいます。
しかしこの時期は気温の変動が激しい為、エリアによっても異なりますが、最も適した時期は5月中旬~6月下旬がおススメとなります。
エリア別に観ますと北海道や東北といった寒冷地では5月下旬以降、関東地方は5月中旬以降、関西地方では5月上旬以降、九州や沖縄といった温暖地では4月下旬以降が種撒きの目安となります。
種はただ蒔くだけではなくコツが有る?
種撒きにおいてはただ撒くだけでなく、種の表面に包丁やカッターで軽く傷をつける事も重要な要素となります。
種の表面は硬い殻で覆われており、発芽出来ない場合もあります。そこでしっかりと発芽する為の「芽切り」という傷を付ける作業を行います。
傷の深さは種の中にある白い部分が見える位が丁度良いです。
あとがき
朝顔の種を収獲する時期や収穫方法、保存方法といった事をしっかりと行う事で、キレイな花を咲かせる事が出来るのです。
適切な方法にて種を撒き、朝顔を育ててみては如何でしょうか。
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